2023年2月8日水曜日

古~い ノート PC が絶不調! 其の参

古~い ノート PC が絶不調! シリーズの3回目です。
前は、其の弐 として、、
別のブータブル OS から情報を取得しました。
さて、Windows に戻ります。


最初に、無表示でしたが 其の壱 の最後に、
修復に行きたい処 と書いた訳ですが、
修復 と言っても、起動出来ない状態ですので、 重症!。
続いて、其の弐 で状況を探った訳でしたね。

そう、Ubuntu の Live USB のお蔭で、微かな光を見出せました。


さて、
別途用意した Windows Installer ESD USB からブートします。

修復でお決まりのコースである スタートアップ修復 や 履歴からリストア は効きません。
此れ等は、所謂、軽微なトラブル対応ですから。

インストールを選び、個人データを引き継ぐ で進む事になるでしょうが、
其の前に、安全を期して、ファイルシステムを精査しましょう。

コマンドプロンプト cmd.exe を選び、
chkdsk E: /R ですね。
所謂、Windows PE で動いているので、
OS は X: ドライブになります。
元々、C: であった OS System が入ったものは、(環境依存しますが)此処では、E; です。
ファイルシステムがチェックされ、不整合を抽出し、削除 若しくは 留保 されます。
不完全でも健全な状態にして置くのですね。

      後述の文章中で 図示 します。 所謂、再現。

やはり、System 絡みのものが削除され復活は不可でした。
amd64_uiautomationprovider_... とか、
x86_microsoft-windows-... とか、
amd64_system.identitymodel... とか。
他にも、名前が挙がったものとしては、
¥Windows¥bootstat.dat 等々。  (何 此れ?、デバッグ用ファイルらしいですが。)
やばそうな もの達 です。
どうせ、後から、インストールする心算なので、気にせずに置きましょう。

殊に、ステージ 4: ユーザー ファイル データの不良クラスターを検査 で、
思い当たるファイルがリストされていなければ、
ユーザーデータは安泰の様です。
(先の bootstat.dat のみリストされていました。)

最後に、イベント ログへ転送出来無い旨の表示がされましたが、
此れは Windows PE だからなんでしょうかね?。  知識不足で、不明です。

結果を後々見たければ、当初からリダイレクトする方法もある訳ですが、
今回は後から気付いたので、処理終了後、
notepad と叩き、 メモ帳 を起動させた上で、
コピペして外部メディアへ保存して置きました。
Windows PE ですから、保存しても消えて仕舞いますし、
問題を抱えた 本体 HDD へ入れるのは危険にも思われますので。

  さて、事前に一応、試して見た 履歴からリストア では、結局、失敗に終わったのですが、
  其の時に出た メッセージ がヒントをくれました。
  chkdsk を /R オプション付きで実行してから、再度トライしてね、と。
  おおっ!、 chkdsk /R かぁ。
  で、先に述べた作業をした訳です。
  (最終的には、履歴で前に戻れ無くて 大正解 だったのですけれど。)

  修復モードの此の作業は 最悪 状態を悪化させるケースもあるのですが、
  (不完全状態のファイルが失われる為)、
  どうせ、ユーザーデータは別途保存した事ですし、
  上書きインストールと覚悟した状況でしたから、
  OS Windows に任せた ファイルシステムの健全化を選んだのでした。
  基本的なファイルシステムは生きていると Ubuntu で検証済みでしたから、
  安心して (?) 進んだのでした。

古い PC で 使い込んでいる HDD 。
今のものと較べ、記憶装置の OS System 割り当て容量は 250GB 弱と少ないのですが、
随分と時間を要しました。
コンパクトな容量は、こう言うケースでは助かりますね。
500GB とか 1TB とかであったならと考えると ゾッ とします。
元々、HDD は 500GB のものなのですが、 ね。


ファイルシステムの修復が終わった時点で、
試しに、Windows を起動して見ます。

きっと駄目だろうと思い乍ら、でしたが、
な、な、何と、 立ち上がって仕舞いました!。
嘘ぉ~ ~ ~。  大丈夫な訳ぇ!。
空いた口が塞がりません。  :O

嬉しい悲鳴! ですね。
ひゃほぉ~  です。

上書きインストールを覚悟していた身としては、
安堵 安堵 ですね。


古~い PC に Windows 10 カムバック! です。  :)


少し時計を戻して、
Windows PE (ESD USB) での修復の様子を再現しました。



暫く経つと、メッセージが。
何々?。

再起動してファイルシステムを修復しましょう、 と。


成程。
OS 起動に何回も失敗していた訳ですから、
其の時点で、ファイルシステム不全のフラッグが立ち、
修復お勧め提示がスケジューリングされていた と思われます。

既に、Windows PE (Installer ESD USB の中) で同じ事をしていますから、
今度は 多少は すんなり と進みます。
精査するのみで、対処は処理済み だから。

そう、修正済み について、当の OS は 与り知らぬ事柄 なのです。
きっと、話せるなら、
  変ねぇ、異常有りって聞いてたから調べたけど、問題無いじゃん ... 、
とか仰るのでしょうね。

此れで、OS 自体が修復を認識した事になります。


一応、動く様にはなりましたが、
爆弾を抱えた躰 になって仕舞ったのですから、
偶には、健康診断(smart-check or chkdsk without R option 等)は必要でしょう。
不良セクタが増えだせば危ない証拠。
何れ、主記憶装置は交換が必要になりますね。
古い 古~い マシン ですから、あまり 資金投入したくは無いのですが、 ね。



0 件のコメント:

コメントを投稿