でも、ちょっと違うなぁ~。
肉眼で見ているのと違う結果が!。
此の流れに 興味を持たれたならば、少し、お付き合い下さい。
肉眼で見た状態を正確に写真にするのは ... とても難しい。
此れ、私の中では 常識 です。
虚構に満ちた世界 ... 其れこそ 写真 なのでは?、
と、 常々、考えて来ました。
どうせ 嘘に溢れた 絵 なのだから、
思いっ切り 其れを楽しめば良い、 と。
でも、どうせ、写すんなら、
見たまま に 写し撮りたい のも 人情 。
其処から どうどう巡り が始まります。
悩みは ... 尽き無い のですね。 ;)
さて、今回書くのは、 早春の濃い目の花弁。
薄日や明るい曇天 であれば、割と正確に 色が出てくれる場合も多いのですが、
ピーカン 晴天 下 ともなれば、
お空の影響 は避けて通れません。
そう、早春と言えども、結構、光は強く、
濃い影を落とす位になりますね。
其れだけなら まだしも、 今回取り上げる 濃い色の花弁。
光を反射している訳ですが、
肉眼ではそうは見えなくても、
写真に残すと、白く飛び去っている箇所があったりします。
明暗差が大き過ぎて、範囲から飛び出す アレ の事ではありません。 きっと。
春、白っぽい花の 白飛び は良く話題に挙がる訳ですが、
此の場合には、多くは、露出補正で対応が可能な事も多いですね。
例えば、
淡い桜色を 白では無く 桜色 に近く表現したい、とか。
しかし、
濃い目の花の 一部分 が 白飛びしては 対処に苦慮します。
露出を切り詰めれば、本来の色が沈んで仕舞いますから。
そもそも、肉眼では、其れ程、光を反射して輝いている様には見え無いので、
タチが悪いです。
撮影後 直後 に再生すれば、一目瞭然なのですが ... 。
知らずに、撮れた撮れた と終わりにして仕舞えば、
後で、ナニ此れ! の登場と相成る訳です。
具体的な例としては、
河津桜、
桃 矢口、
等が挙げられます。
此れ等を画像検索して見て下さい。
曇天や日陰なら 普通に写っている のですが、
晴天下で日光が強い条件では、花弁が部分的に白く光っているでしょ?。
目視てはそんなに反射している様には見え無い 筈 です。
そうそう、
私の例も載せて置きましょうね。 最近の例から。
大きくして見たい方は MTT#nnnn タイトル のリンクから、どうぞ。
MTT#0999 桃もやっぱり好き
MTT#0994 梅の前に桜!
肉眼と違う写り方をする となれば、
昔の銀塩時代であれば、 紫外線の影響 を考えますね。
しかし、デジタルになって、
センサーは可視光線にのみ反応する様になって、
UV対策は不要になった、と説かれます。
其の結果でしょうか、UVフィルター は駆逐され、
細々と残ってるだけ ... 。
本当に、そうなのか?。
本当に、そうなのか?。
私、紫外線近傍の影響が出ていると考えています。
しかし、 有識者の知人に聞くと、今のカメラやレンズは可視光線だけ、 と。
そうです。 紫外線の影響は無視出来る、 と。
そんな答えが返って来ます。
では、
あの 花弁の反射 は 一体 何の所為なのか?。
肉眼では知覚出来無くて、記録されたものには写っている あれ ... 。
と、 疑問が湧いて来ます。
或いは、歳の所為で 此方 の 眼 が壊れているのか?。
其れも 可能性としては 充分に考えられますが ... 。
増してや、光の感受性には 個人差 があるとも聞きますし ... 。
更に、眼に飛び込んで来た 光 は 脳 で処理されて、
光景として認識されますが、
記憶色や周辺色彩から 自動補正 する機能が備わっています。
多分に、今迄の経験や知識に基いて、色を判断する事が多い様です。
桜なら 真っ白に見えていても、其の中に桜色を見出そうとする らしいです。
桜なんだから桜色でしょ、と、脳が色情報を補うらしいのです。
もし、其の花が 光の反射が強く無い と思い込んでいたら、
反射していない事にして、見ているのか? ... ?。
未だに、答えは見付けられ無いでいます。
何方か、同じ様な経験をした とか、其れはこうすれば対応可能 とか、
お教え戴きたいものです。
コメント欄に書き込んで戴けるなら、大歓迎! です。 ;)
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