2023年7月3日月曜日

何事も経験 山百合

ありがたい事に、検索すれば多くの情報に出会えます。
しかし、分から無い事も多く、
どうして?、自分のは違うの?、等と 疑問 は募るばかり。
経験から得られる 知識 は やはり 凄いのでした。


植物。
自分で育て無いと分から無い事もあります。
幾ら、検索で、情報が数多集められても、経験には敵わ無い。

さて、其の植物は 山百合 。

最近、写真発表の Blog で 夏の風物詩 として取り上げる機会が増えています。
実は、開花株を購入して来たりもしました。
百合の女王とも讃えられる訳ですが、
結構、気難しく、翌春に芽出し出来ずに、忸怩たる想い を重ねて来ていました。
はい。  栽培の難易度は 易しく無い と書いてありますね。
流石に、家人からは  もう止めたら また枯れるよ  と。
最後の ひと足掻き とばかりに、
昨秋に 球根 を求め、此の初夏 を迎えたのでした。


自分で育てて分かった事。

1.蕾が生成される頃のアブラムシ対策は必須!。
2.蕾は下向きに着き、次第に大きくなり乍ら水平を向く。
3.頭が重くなるので、支柱立て を推奨(任意)。
4.蕾が白くなって膨らんで来ると、或る日、突然、開花!。
5.もし、種が欲しければ、自家受粉では無く、人工受粉が必須!。
6.受粉させて仕舞うと、花の命は短い を実感。


開花は 徐々に開くのでは無く、一気に!、でした。


また、ひと鉢で買い求めた折にも、開花後に 朔(さく) が出来ても、
中身は 種の無い ペラペラ な状態だったのです。
俗に言う しいな ですね。
ひと鉢だけですから、自家受粉となり、種にはならなかった、 と。

種を作りたければ、2鉢(別個体)以上が必要なのでしょうね。


山百合の花の特徴として、尖って突き出した 赤い斑点 が花弁にありますが、
其れの濃淡があるのを見て知ってはいました。
きっと、個体差なのだろうと思っていた訳ですが、
自宅で開花させ経緯を見詰めていると、
初日は 明るい色の斑点 で、翌日以降、色が黒く沈んで行く様ですね。
そうだったのか! です。

同じ様に、開花直後は ぴんッ と真っ直ぐな 雄蕊 が徐々に干からび乍ら丸く反って行きます。


多くの花で、開花直後 が綺麗なのを思い出しました。  :)


以下に、開花初日の朝の写真を。





そうそう、
百合の花粉は 服等に着くと 厄介! ですよ。
生花でも頻繁に利用される花の訳ですが、雄蕊を取り除いてある事も多いですね。
でも、着いて仕舞ったら、以下を 参考に。  リンクを貼らせて戴きましょう。

ユリの花粉がとれない!洋服にユリ花粉が付いた時の取り方 - 日比谷花壇 さま
https://www.hibiyakadan.com/lifestyle/z_0055/



さて、此れから、
種の採取と、翌春の芽出しの可否と、が待っています。
果たして、球根から育てた 山百合 は存続が可能か?。
今迄の失敗の経緯から、不安で一杯ですが、
果たして、どうなる事か? ... ?。



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