WHS2011 にバックアップさせるクライアントの構成ですので、このシリーズには WHS のラベルも付いてます。
何回かに分けて、備忘録的に書いておきます。
最初にお断りしておきますが、環境を構築してしまえば、WHS2011 上に ClientPC としての Backup がある事になりますので、これから書く内容は再び作業せずに済みます。 ... 済む筈です。
WHS2011 を導入しておいて良かった ... という事態は出来れば避けたいですけど ... 。
Win 8 に関しては、周辺機器のデバイスドライバの拡充や OS としての不具合が解消されてからの導入でもいいかなっ ... と思ってます。
では、本題に。
先に、今回もドタバタ劇と書きましたが、下調べしたのにスンナリ行きませんでした。
その辺も含めてお読み下さい。
0. ハード組み立て
省略:構成については以下をご参照下さい。
PC 自作の新プラン 2012 秋
PC 自作の新プラン 2012 秋 追補 気になった点
1. OS 初期インストール
MotherBoard のドライバやユーティリティをインストールする前の状態まで についてです。
前提条件として、WHS2011 での Client Backup に制限が出ないように SSD に MBR 構成で導入します。
また、なるべく OS と Data 領域を分離させたいので、OS の一部の領域を HDD に退避させます。
この HDD も MBR 構成で。
ここで、トラブりました。 以下、その状況ですので、斜め読みで。
当初、SSD のみ接続した状態でインストールし MBR 構成になっている旨を確認。
HDD を繋ぎ、新たにパーティションを作成( Users Folders Data 用 )。
続いて Users Folders の移動用の Batch File をC:¥MySSDSetting¥ にコピーした時点でトラブル発生!
何か変な設定をしたのか?原因不明。
OS の挙動がおかしい! 手動で修復を試みましたが、再インストールの方が速いのでは ... と。
再インストール開始。
再インストールでまたドツボ!
中途半端にパーティションを削除して進めたら、GPT でしかダメヨォ とインストローラーに叱られ。
そのまま取り敢えず進めても、やはり、 GPT での構成で Windows が立ち上がり。 ショボン ... 。
再々インストールをする羽目に。
結局、時間を掛けて用意してあった BatchFile は使わずに、手入力で Users Folders の移動に対応。
OS の再インストールをする方には参考になると思われます。
ポイントはふたつ。
「 SSD をひとつの未使用状態に保つ 」 と 「 Users 絡みの Folder を HDD に採り、Junction を張る 」。
SSD をひとつの未使用状態に保つ
インストール場所の画面で、
SSD のディスクを 未使用状態 (全域が ひとつの 未割り当て ) に戻す。
新品未使用のディスクでは操作は不要。
表 ( ListView Control ) 下部の X 削除 をクリックして全ての領域を順次 開放する。
Internet 上で散見される 「 事前に diskpart で clean しておく 」 は必要なさそう。
SSD ドライブが選択されている旨の確認! を忘れずに。
注記) 今回は、HDD が既に複数のパ-ティションを切ってある状態なので不要ですが、
未使用の状態から複数のパーティションに分割して使いたい場合は、
ドライブオプション(詳細) をクリックすると現われる 新規 をクリックし、
ドライブの容量を設定してから 適用 を押します。
SSD はインストローラーが面倒見てくれますが、HDD はご自分で!
ドライブの容量を設定してから 適用 を押します。
SSD はインストローラーが面倒見てくれますが、HDD はご自分で!
Users 絡みの Folder を HDD に採り、Junction を張る
インストールの最終段階のユーザー登録前に、
[Shift]+[F10] Key でコマンドプロンプトを表示し、次のコマンドを実行。
robocopy "C:\Users" "D:\Users" /E /COPYALL /XJ
[robocopy "C:\ProgramData" "D:\ProgramData" /E /COPYALL /XJ] 今回は除外 SSD 上のまま
rmdir "C:\Users" /S /Q
mklink /J "C:\Users" "D:\Users"
regedit
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList
Default EG_EXPAND_SZ D:\Users\Default
ProfilesDirectory REG_EXPAND_SZ D:\Users
[ProgramData REG_EXPAND_SZ D:\ProgramData] 今回は除外 SSD 上のまま
Public REG_EXPAND_SZ D:\Users\Public
exit
インストール後に 今回は不要 SSD 上のままの為
[rmdir "C:\ProgramData" /S /Q] 今回は除外 SSD 上のまま
[mklink /J "C:\ProgramData" "D:\ProgramData"] 今回は除外 SSD 上のまま
先にちょっと触れた Batch File は これら CMD の実行結果を Text File に ReDirect させるものでした。 お陰でデビューせずにお蔵入り ... 。
次回は、PC 自作機 SSD に Win7 をインストール (2) で 2. OS 初期値設定(前編) を。
[2012/12/06] インストール場所の欄外に、HDD のパーティション作成の 注記) を追加
[2013/09/10] 次回のタイトルをリンクに
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