2012年12月5日水曜日

PC 自作機 SSD に Win7 をインストール (1)

巷では Win 8 の話で盛り上がっていますが、タイトルの如く SSD + HDD の自作機に Windows 7 をインストールしました。 今回もドタバタ劇でした ... 。
WHS2011 にバックアップさせるクライアントの構成ですので、このシリーズには WHS のラベルも付いてます。
何回かに分けて、備忘録的に書いておきます。


最初にお断りしておきますが、環境を構築してしまえば、WHS2011 上に ClientPC としての Backup がある事になりますので、これから書く内容は再び作業せずに済みます。 ... 済む筈です。
WHS2011 を導入しておいて良かった ... という事態は出来れば避けたいですけど ... 。
  Win 8 に関しては、周辺機器のデバイスドライバの拡充や OS としての不具合が解消されてからの導入でもいいかなっ ... と思ってます。

では、本題に。
  先に、今回もドタバタ劇と書きましたが、下調べしたのにスンナリ行きませんでした。
  その辺も含めてお読み下さい。


0. ハード組み立て

  省略:構成については以下をご参照下さい。
       PC 自作の新プラン 2012 秋
       PC 自作の新プラン 2012 秋 追補 気になった点


1. OS 初期インストール

MotherBoard のドライバやユーティリティをインストールする前の状態まで についてです。

  
前提条件として、WHS2011 での Client Backup に制限が出ないように SSD に MBR 構成で導入します。
また、なるべく OS と Data 領域を分離させたいので、OS の一部の領域を HDD に退避させます。
この HDD も MBR 構成で。

  
ここで、トラブりました。 以下、その状況ですので、斜め読みで。

  当初、SSD のみ接続した状態でインストールし MBR 構成になっている旨を確認。
  HDD を繋ぎ、新たにパーティションを作成( Users Folders  Data 用 )。
  続いて Users Folders の移動用の Batch File をC:¥MySSDSetting¥ にコピーした時点でトラブル発生! 
            何か変な設定をしたのか?原因不明。
  OS の挙動がおかしい! 手動で修復を試みましたが、再インストールの方が速いのでは ... と。
  再インストール開始。
  再インストールでまたドツボ!
  中途半端にパーティションを削除して進めたら、GPT でしかダメヨォ とインストローラーに叱られ。
  そのまま取り敢えず進めても、やはり、 GPT での構成で Windows が立ち上がり。 ショボン ... 。
  再々インストールをする羽目に。
  結局、時間を掛けて用意してあった BatchFile は使わずに、手入力で Users Folders の移動に対応。

OS の再インストールをする方には参考になると思われます。

ポイントはふたつ。
「 SSD をひとつの未使用状態に保つ 」 と 「 Users 絡みの Folder を HDD に採り、Junction を張る 」。

 SSD をひとつの未使用状態に保つ
インストール場所の画面で、
SSD のディスクを 未使用状態  (全域が ひとつの 未割り当て ) に戻す。
  新品未使用のディスクでは操作は不要。
  表 ( ListView Control ) 下部の 削除 をクリックして全ての領域を順次 開放する。

Internet 上で散見される 「 事前に diskpart で clean しておく 」 は必要なさそう。

SSD ドライブが選択されている旨の確認! を忘れずに。
注記) 今回は、HDD が既に複数のパ-ティションを切ってある状態なので不要ですが、
未使用の状態から複数のパーティションに分割して使いたい場合は、
   ドライブオプション(詳細) をクリックすると現われる 新規 をクリックし、
ドライブの容量を設定してから 適用 を押します。
SSD はインストローラーが面倒見てくれますが、HDD はご自分で!

 Users 絡みの Folder を HDD に採り、Junction を張る
インストールの最終段階のユーザー登録前に、
[Shift]+[F10] Key でコマンドプロンプトを表示し、次のコマンドを実行。

robocopy "C:\Users" "D:\Users" /E /COPYALL /XJ
 [ robocopy "C:\ProgramData" "D:\ProgramData" /E /COPYALL /XJ  ] 今回は除外 SSD 上のまま
rmdir "C:\Users" /S /Q
mklink /J "C:\Users" "D:\Users"
regedit
  HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList
     Default              EG_EXPAND_SZ    D:\Users\Default
     ProfilesDirectory    REG_EXPAND_SZ   D:\Users
  [  ProgramData          REG_EXPAND_SZ   D:\ProgramData  ] 今回は除外 SSD 上のまま
     Public               REG_EXPAND_SZ   D:\Users\Public
exit

インストール後に  今回は不要 SSD 上のままの為
 [ rmdir "C:\ProgramData" /S /Q                               ] 今回は除外 SSD 上のまま
 [ mklink /J "C:\ProgramData" "D:\ProgramData"  ] 今回は除外 SSD 上のまま

先にちょっと触れた Batch File は これら CMD  の実行結果を Text File に ReDirect させるものでした。 お陰でデビューせずにお蔵入り ... 。
robocopy + rmdir の部分は robocopy ... /XJ /MOVE で済む筈です。 /XJ は不要かも。


次回は、PC 自作機 SSD に Win7 をインストール (2) で 2. OS 初期値設定(前編) を。



[2012/12/06] インストール場所の欄外に、HDD のパーティション作成の 注記) を追加
[2013/09/10] 次回のタイトルをリンクに

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