2016年8月14日日曜日

PC Windows Update が曲者の Windows 10

無事、 Windows 10 Aniversary Update も済み、やれやれと、ひと安心も束の間 ... 。
やっぱり、 Windows 10 には 魔物 が棲んでいます。
その正体は Windows Update と言う名の 更新の仕組み。
あ~、 何とかならないのかなぁ~。


実は、2台の PC で、正規版の Windows 10 が動いています。
Insider のものではありません。
でも、この歴戦の2台。
10 Home x86 OEM(挙がり) ノート と、 10 Pro x64 DSP(挙がり) デスクトップ と、 です。
   Windows 7 から 目出度く Upgrade を果たした 我が友 です。.
この 綺麗に 条件の異なる2台は 良く 働いてくれています。


Windows 10 は 素晴らしい OS だと思っています。
Windows 7 から Upgrade させて正解とも思っています。


因みに、
Windows 10 において、 ソフトや周辺機器ドライバの未対応が原因で、 Upgrade を見送ると、
Windows Update による セキュリティ更新やバグフィックス等は1年弱で打ち切りとなる様です。
以前と違い、 その機器が OS の新しい機能更新の恩恵に与る為には、 Update や Upgrade を繰り返す必要があります。
セキュリティ面での安全性を確保して行く為にも、 Upgrade・Update は必須条件になる訳です。


さて、
MS の設計思想を推し量るに、
Windows 10 は、 高速インターネット常時接続・接続速度の極端な低減なし・常時通電 で考えられている気がします。
これらの条件に反する場合、 問題が生じる可能性が高まる気がしています。

魔物と書いたのは、 この Windows Update が問題を引き起こす可能性がありそう なのです。
一見、 OS は正常に稼働している様に見受けられます。


仮に、 Windows Update が何かのきっかけに失敗しても、自動で再試行される から 安心 と言った表示ですが ... 。
いや、 何かが 可笑しい!。

Trouble Shooting Tool の類を動かして見れば、不整合が発見され、修復されるものの、
肝心の Windows Update は完了しません。
ですから、 ここでは、 MS さまの Tool へのリンクは掲載しません。.
       つまり、不完全ですが、一応、その様なツールが準備されている と書いて置きます。.
 
何時まで経っても、 Windows Update は完了しません。
Internet へのアクセスも緩慢になります。

これへの対処方法、
待機中 や ダウンロード中の Windows Update の KB 番号を控えた上で、
Windows Catalog Site にアクセスして (必ず Internet Explorer で)、 単独実行ファイルを入手して、
強制的に、 Windows Update を完了させる事です。
   Windows Catalog Site : https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Home.aspx

完了する迄、 ずっと、OS は試行を繰り返しています。
そして、 単独実行ファイルを動かす迄、 繰り返しは止まりません。


では、どうしてこうなるのか?。
うちの環境を例に考えて見ます。

うちの Internet 接続環境は PocketWifi GL06P です。
通信量に上限があって、それを越すと、極端に、通信速度が低下します。
ブラウザ等は制限が緩慢ですが、 実行ファイル類のダウンロードは ばっちり のろのろ です。
Windows 10 に OS を変えてから、 この通信量に悩まされっぱなし! です。
制限が掛かっていても、 Windows 10 は お構い無しに 無駄な アクセスを繰り返します。
でも、 検索して見ると、 通信速度に問題ない筈の 固定回線 の場合にも、似た例が散見出来ます。
Update が完了しない とか、 Internet が遅い とか、 CPU が異常に占有される とか、 ... 。

うちの環境で不調に陥るのは、 この通信制限下は勿論ですが、
どうも、Update 中に スリープ移行やシャットダウンが絡んでしまった場合 にも、そうなる確率が高い気がします。
そして、その KB 情報には Internet Explorer 不具合の文字が ... 。


さて、
この Catalog Site を見れば分かるのでが、
Update の内容は 2か所から供給されます。
OS のパッチ と、 Defender のデータ (所謂 定義ファイル)と、 です。
これらの更新頻度は、 前者が1箇月、 後者は毎日(もっと早い?)、 です。
つまり、 失敗した後で、1日を経過すると、 定義ファイルは既に更新された状態です。
定義ファイルは  Catalog Site からは入手出来ません。
フルセットを Malware Protection Center から入手しないと。

   参考 : PC Win10 Defender 定義の更新
   
   Updating your Microsoft antimalware and antispyware software - Malware Protection Center
    Manually download the latest updates
      Antimalware and antispyware updates
   https://www.microsoft.com/security/portal/definitions/adl.aspx


この2箇所 ( Windows Catalog Site & Malware Protection Center ) から、
手動で実行ファイルを集めて実行する事で、
自動実行で問題のあった Windows Update が完了します。

これで、何も無ければ、1箇月弱は 平穏に Windows 10 暮らし が 行えます。


私の様に、通信速度の極端な低下のある場合には、
自分以外の環境で、ファイルを入手する事も検討しないといけないかも知れません。
知人とか、職場とか、フリースポットの利用とか、 ... 。


そう、訴えたいです!。
Microsoft さま、
そして、
通信事業者 さま、 Y-mobile さま
この局面を 何とか 打開して!。



0 件のコメント:

コメントを投稿