2017年7月9日日曜日

GIMP Unicode 特殊文字で悩む

GIMP で特殊な文字を扱う ... 。
はい。  一部のフォントでは Alternatives 等と呼ばれる 異字体 が格納されています。
以前と比べ、 その数は増えて来ている様です。
でも、 壁が ... 。


Unicode の文字には、 特殊用途の文字範囲が存在します。
普通は、 あるコードの文字は、見た目は違えど、同じ文字を表します。
見た目を変える為に、フォントを選択する と言うのが 普通の遣り方 です。
でも、
でも、
一般的に、有料の高度なフォントでは、拡張された 文字 も収録されています。
個人利用に限定すれば、
フリーで配布されたるものや、 試用 目的 のものも、 この仕組みが増えて来ています。
PUA と言う言葉をご存知ですか?。
Private Use Area 私的領域 と言う 奴 です。
U+E000 から始まる 番地 に特別な一群が存在し得る のです。
ここは、 フォント作成者が自由に 文字を配置出来る場所なのですね。
そこに、 文字のバリエーションを格納する と、 以前のフォントらしからぬ表現が可能に ... 。
勿論、 その文字は、使うフォントに応じて、 有無から 表示文字まで バラバラです。
そのフォント固有の文字が詰まっている訳です。
そして、大抵のフリーフォントの類は、これを持っていません。

さて、 Windows を例に取れば、
この領域は別目的で使われています。
アプリやソフトの 絵表示 の為の アイコン類 (小さな絵文字) です。
以前なら、.png や .bmp 等の画像として格納して利用されていたものが、
フォントとして用意されている事になります。
フォントを指定した場合、 もしそのフォントが PUA にデータを持っていなければ、
標準の 別フォント のものが 参照 される 仕組み です。

勿論、使うフォントがその場所に文字を持っていれば、それが優先されるのは自明です。


さて、
前置きはこれ位にして っと。

GIMP を起動して、新規画像を作成し、文字で 「1aあ」 を入力して見て下さい。
1aあ は Unicode では U+0031 U+0061 U+3042 U+E000 です。
U+E000 は PUA の 先頭の文字 で、 代替えフォント 機能のお陰で、 何かしら表示される筈です。
と言うか、 何のフォントを選んでも、 Windows なら表示される文字が入っている場所になります。.
コピーペーストなら簡単なのですが、
キーボードから入れるなら 「1」 「a」 「あ」 「...?」 ... あれっ!。
入らない。
 が 入らない。
   おっと、 この Blogger でも、 表示されないですね。
   お使いの ブラウザ で、 その文字がサポートされないから、でしょう。

GIMP のマニュアルを読むと、 [Ctrl]+[Shift]+[U] + Hex Code 指定桁数分 なのですが、
日本語 IME とバッティングしているのか?、動いてくれません。

冒頭に書いた様に、他のエディタ類からコピーペーストすれば良いのですが ... 。

実は、ここで 高い高い 壁 に衝突してしまいます。
そう、GIMP には システム登録しなくても使える ユーザー指定のフォント の存在がある のです!。

つまり、他のアプリやソフトで使えない (使わない) フォントの存在が ... 。


さて、どうしましょ。

仮に、そのフォントが システム に登録してあるフォントなら、
メモ帳 notepad.exe や Windows アクセサリ に格納された 文字コード表 charmap.exe を使えば良いのですが ... 。
そう、 日本語なら、 IME パッド と言う 優れもの もありますし。
でも、
ユーザー配下の .gimp-2.x の fonts フォルダに格納されたものは ... 何とも ... 。  ... 、ならない。

  GIMP で、 文字 に凝り出すと、どうしても、色々なフォントが溜まって行きます。
  文字にバリエーションがあるなんて言われれば、 使って見たくなるのが 人情 でしょう?。
  斯くして、 お試しフォント の山が ... 。
  システムに登録するのは簡単ですが、
  そのフォントを、 GIMP 以外のものから使うのは、まずは無い! でしょう。
  と言う訳で、  ユーザー配下の .gimp-2.x の fonts フォルダ 大活躍!。
  其処に入れたり出したり。

でも、 こんな時に 躓く のですね。


PUA を有効活用した フォント配布サイト の多くで、
その利用手順が示されます。
そして、 説明される手順は 文字コード表 charmap.exe を使え! です。
Inkscape には触れてあっても、 GIMP の名前は出て来ません。
理由は、恐らく、 ユーザーフォントの存在があるから でしょう。

あらまぁ。


文字コード表 charmap.exe が、 任意のフォントに対応してくれれば、言う事無し なのですが、
それは 無理 でしょう。

      ComboBox の Items に 任意の Directory から取得させてくれれば 終わり なのですが ね。.


斯くして、
プログラミング と、 相成りました。

  以前に書いた GIMP の Font をハンドリングするものは 相当に 重い ので 別に作成です。
  用途は 文字列の Unocode code 群 を コピーペースト する ものになります。

  さわり だけ、 ね。
  そう、ここで示した フォント は 有償! のものです。  期間限定の無償配布があって、それで入手。.
      参考 URL : https://fontbundles.net/meutuwah/15173-lovelyou
 
  フォント名の Lovelyou から、 Love You とタイプしたもの です。  文字間に sp は入っています。
  最初の語句が 標準文字 、 次のものが バリエーション ( PUA を利用 )、 です。
  勿論、 このフォントは、 システム登録せず、 GIMP のフォント専用フォルダに置いただけ です。
    


  VB のプログラムの件は 別の投稿 に纏めましょう。
  だって、 書き出すと長くなりそうなので ... 。  :) 。


あ~フォントを扱うのは 難しい ... 。  ふぅ。



[2017/07/14] 別の投稿 をリンク化 VB GIMP Unicode 特殊文字で悩む へリンク  ここでは、少し詳細を掲載

0 件のコメント:

コメントを投稿