2018年12月17日月曜日

第89回 隠された罠

実は、近くの川に写真を撮りに行って、失敗しました。
冬の川に どぼ~ん です。
それはそれは 冷たい事 冷たい事
まぁ、大事には至りませんでしたので、笑い話で済みましたが ... 。


何時もながら、 ドジ な自分に 驚愕 です。 !。

大事に至らずは、躰とカメラです。
近くの川は、ちょっと写真が撮りたいと言う時に出掛ける場所です。
渓流の趣もある 勝手知ったる 箇所なのですが、
其処で、冬の川に 片足を突っ込む 事になってしまいました!。

落ち葉が積み重なって、下の様子は良くは分かりません。
そんな時の 常道 は 危ない橋は渡らない! です。
そう、
知っている道(ルート)を歩き、危なそうと感じたら 確かめる!ですね。  無理しない!ですね。
いきなり、その足に体重を掛けるのは ご法度 です。

  そうそう、雪原に空いたクレパス (hidden crevasse) と同じ。
  平らな雪の下は 地獄が待ち受ける 奈落の底 ... 。
  重なった枯れ枝に積もる枯れ葉が覆い隠す事も。  その下は ... 。
  実際にどうなっているかは、普通は、分かりません。
  枯れ葉を足で退かせれば別ですが ... 。

地面に飛び出した岩なら、落ち葉は避けて積み重なります。
そして表面的には平らに見えます。

でも、渓流的に、岩や石が転がる川岸は、魅力が一杯!。
更に、流れ着いた落ち葉は石や岩に堰き止められ、平らな落ち葉のマットを形成します。
子供の頃を思い出して下さい。
川から浮き出た石伝いに、川の端から川の中に進み出る!。
そうすれば、お目当ての綺麗な光景がゲット出来ます。
勿論、石や岩が川底に潜っていれば安定していますし、乗っているだけなら不安定です。
注意すべきポイントは 安定加減の見極め ですね。
しかし、カメラを持って となると、やはり、
カメラは 川に落としたくない!。
躰も 川に落ちたくない!。
でも、片手(時には両手)はカメラで塞がり、
まっ平で無い足元に2本足を広げて立っている訳です。
おまけに、足元は濡れて滑り易い状態です。

行きは良い良い、帰りは怖い、 の諺通り、 向きを変える時が肝心です。
沢山の石が顔を出している状況ならまだしも、そうは多くないのが通例 ... 。
言わずもがな、顔を出して、踏ん張れる場所は ... わずかなスペース。
そして、時期的に、水面とその上を隔てる境界を曖昧にする 枯れ葉のマット 。

不運な事に、選んだ場所は、行きに通った 濡れた石に枯れ葉が散らばる その横の 枯れ葉マット。
不自然な格好で体を捻って体重移動し掛けているので ... 。
後の祭り ... 。
下は ... 。
川 ... そうです。  水でした。
深さにして、約 30 cm 。

態勢を立て直そうとして、更に同じ足を、もう一回。  パニック!。

冬の冷たい川に足を突っ込む結果になり ... 。
ひや~。
ひや~。
ひや~。
です。  X(

靴やズボンは びしょぬれ!。
歩く度に、びしゃびしゃ 音が鳴る始末 ... 。

いや~、 30 cm で良かった、です。
渓流擬きなので、もっと、深い場所もあります。
それに、水底が平らとは限りませんし、 更に足を取られる可能性だってあった訳です。
川の流れが急な場所であれば、流される恐れだってあります。


嫌な予感がしていたのですが、
その感が的中の図 でした。

結局、 水の誘惑を振り切れずに引き寄せられて、まんまと、水没の憂き目! です。

夏なら、気持ちいぃ~ とか強がりを吐きながら ... でしょうが、
冬ですから、 乾かないわ、冷たいわ ... 。

何やってんだろ、私。


嫌な予感が浮かんだ時は注意しましょう!。
大丈夫だろう! の 心の緩み が危機を招く ... 。
第一印象は、割と正確です。
本日の教訓でした。



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