2018年12月2日日曜日

GIMP 2.10 新しいレイヤーモード 数多

GIMP 2.10 新しいレイヤーモード Normal と題した投稿を以前に書きました。
GIMP も 2.10 になって、今迄とは違いますよ!、 と言う、
注意喚起も込めて、の投稿でした。
さて、 Normal 以外のモードに触れて見ます。


GIMP 2.10 になって、戸惑うのは、 レイヤーモードの種類がぐっと増えた 事です。
我々、日本人にとっては、見慣れない英単語が並んでいるのも、焦らせますが、
これに輪を掛けるのが、画像での諧調処理の違いです。

以前の投稿 に書いた、

 その差が、
   見た目を考慮した(知覚的・視覚的)曲線なのか、
   直線に配置されているか、
 なのですが、

の影響を受け、混乱してしまいます。

以下では、この新しい 標準 の Legacy ではない Default を対象にして見て行きます。
通常、ファイルを開いたり、レイヤーで取り込めば、この Default が採用されますから。
尚、Legacy に変えれば、それ用に別途用意された レイヤーモード を選択出来ます。
ここでは、それには触れずに置きましょう 。


さて、
画像を白黒化し、それに色を着ける事を考えます。
俗に言う、モノトーンですね。

単純に考えても、
 黒を着色する
 白を着色する
 中間(灰色)を着色する
の3通りが考えられます。


これを、白黒レイヤー上に重ねた、単色塗りレイヤーのレイヤーモードを変える事で実現しましょう。


以下に、主要なもの(個人的な偏見で選んだモードのみ抜粋) の例を示します。

元になる画像は GIMP 2.10 の Splash Screen の画面コピーです。
これを RGB 同値 (0.33) で白黒化したものです。  右上 (Base)
これに、右の 単色レイヤー を被せます。      左上 (Color)

その下から続く8例を見て下さい。
単色レイヤーのレイヤーモードは オレンジ色の文字 で表記したものになっています。


8つに抜粋した状態でも、これだけ、表現の幅があります。
モード自体は、もっと多くのものが用意されています。  上図はその ほんの一部 です。.

白を着色するモードが少ない事にご注目!して置いて下さい。

ここで、最後のふたつは、白黒化せずに原画(カラー)のままでも、類似の効果が得られます。
但し、白黒化プロセスは GIMP 任せ になります。
諧調を操るには、事前に白黒化をして置いた方が ベター かも知れません。  上級者向け?。

それ以外のモードは、色があると濁る可能性があるので、
事前の白黒化 を強くお勧めします。
但し、白黒化すると、複雑な色表現は無理で、淡白と言えるかも知れませんが ... 。


モノトーン化する場合の参考として、ご覧戴ければ、幸いです。



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