2019年1月3日木曜日

Win10 以前のバージョン で個人データを守ろう(推奨外)

Windows 10 で、何とかして欲しい処。
それは、以前のバージョン で個人データを守る その敷居 を下げて欲しい事です。
ドライブがもうひとつ必要と言われましても ... 。
あ~、昔が懐かしい ... 。


皆さん、ご存知の通り、現状の Windows 10 では個人データの履歴を確保するには条件があります。
以前の OS の様に、ソフトなどをインストールした時に自動生成されるバックアップから、
個人データを復元するのは、 無効化 されています。
でも、いざ!と言う時には便利であった その機能 ... 。
非推奨となりますが、強引に、復活させて見ますか?。


昔懐かし! の Exproler の右クリック(プロパティ)以前のバージョン で、
個人データを操作する為の おまじない です。
OS 既定の動きを拡張して、その敷居を下げます。


尚、今回の作業は、レジストリエディタを使って、OS の動きに変更を加えます。
故あって削除された機能を復活させ様とする行為 に当たりますので、
Windows Update や UpGrade が 元に戻す可能性 があるのは勿論、
OS の動作が緩慢になったり、少ない記憶装置の空き容量を圧迫する恐れもあります。
保存可能な履歴数の低下を招くとも考えられます。
(全ての Windows 10 上で必ずしも有益では無い! と言う事です。 特に、ポータブル系 ... 。)
その辺りを十分にご勘案の上、細心の注意を払って、実施して下さい。

以下のキー名に値を追加します。(既定では未設定)

    キー名:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SystemRestore
    値の名前:ScopeSnapshots
    値の種類:REG_DWORD / DWORD(32ビット)
    値のデータ:0

作業後の状態
      


有効化 は OS 再起動後 です。
設定変更は、変更後のバックアップ開始時点から反映されます。 (過去は そのまま ... です。)


尚、SystemPropertiesProtection.exe や rstrui.exe の件には触れません。
特に前者の設定値に関しては、環境依存しますので、運用で最適値を見出す様にして下さい。



参考

Client PC OS である Windows 10 は、
ScopeSnapshots と言う機能で、バックアップの内容に制限を設けています。
それによって、個人データの分を除外しています。
従って、ソフトインストール等でバックアップ (VSS) してあっても、個人データは含まれず、
Explorer から以前のバージョンを見付けても見付からない! と言うのが普通です。

この ScopeSnapshots を無効化する事で、従前の OS (ex. Windows 7) の様に、
個人データがバックアップ に取得され、以前のバージョン に現れる 次第です。


制限追加の理由は検索したのですが、辿り着けませんでした。
もし、方針が変更になった理由をご存知の方がいらっしゃれば、コメントをお寄せ戴ければ幸いです。


最後に。

繰り返しますが、 非推奨 ですので、
試して見る方は、その点を十分に理解の上、でお願いします。



感想

この設定を行った後の 履歴 の様子を追記して置きます。
問題無く、以前のバージョンに、個人データが表示される様になりました。
その頻度はデイリー (後日追記 > 不定) ですが、
信頼性モニターに表示されている Windows Update による更新記録とも異なる時間帯です。
復元ポイント一覧の説明欄には Windows モジュール インストーラー と記載があります。
Event Log を探せば良いのでしょうが、そこ迄はしていません。
個人データが加わった分、データ量の増加は多い様で、保存期間の短期化が認められます。
昨年末辺りから、不定期に、Win. Update のタイミングを反映している様でもあります。



参考

現行の OS バージョンでも、既存のものからデータを持ち越して使っている場合には、
上記の設定をせず共、 システムに大きな変更があった時に、個人用のデータも保存されているケースがあります。
一体、何が違うのか、調べ切れていないのですが、
レジストリの何処かに、違う設定が書き込まれているのでは?、と勘繰っています。



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