2019年2月1日金曜日

Windows 10 の 大型更新 覚書 Win10 1809 の例で

個人的な 覚書 を公開する事に抵抗は有りますが、
頻繁に起こる事では無く、忘れて、何時も悩んだりしていますので、
此処に纏めて置きましょう。
Windows 10 の 大型更新 覚書。


何を今更!、なのですが、
Windows 10 での 大型更新に関する備忘録として残します。
中には、かなり、特殊な環境と言えるものもありますが ... 。
何かの足しになれば、幸いです。  :)

以下は Windows 10 version 1809 導入での 個人的な 感想 です。


先ず、
自動更新で済めば、それに任せる! これが一番でしょうか。

下手に、弄り廻したもの程、トラブルに出会う可能性が高い! と思います。
システム内部を調整したり設定したりするサードパーティ製のソフトは沢山有りますが、
便利な反面、トラブル遭遇時に、問題を複雑化しているケースは多い様です。
これは、大型更新に限らず、普段の運用時にも言える事ですね。


次に、
大型更新が近付いた場合、
なるべく、不要なファイルを削除し、更新時の負荷を減らす様に心掛ける事です。
もし、ぐちゃぐちゃの極みのタイミングで、事が始まれば、時間が掛かるのは必然ですし、
問題が生じる可能性も高まります。
デフラグの小まめな実行や、システムクリーンナップを行い、圧縮整理して置く事や、
使いもしない無駄なものを切り捨てる事も肝要ですね。
近付いて来たら、これらを心掛ける様にします。


さて、本丸。
自動更新で無く、メディアからの更新をする場合のメモです。

勿論、最新の OS イメージを用意しましょう。
同じ version でも、入手日によって、最初のイメージにパッチが当たっていたりしますから。
Windows Update を適応する回数が減らせるかも知れません。
但し、過信は禁物。
最初から導入し、順に、更新を繰り返すのがベストです。
途中の段階で導入すると、紆余曲折を経て、更新が完了します。
どうして?、と訝しく思われるケースの遭遇したりしますが、
それは、更新の回数を減らした為のペナルティと位に考えて、無事に終わる事を祈りましょう。
数箇月分が 数日 に替わる、と思っていれば、正解です。  1日では終わらないかも。
特に、当初の更新は、おかしな事にも遭遇しますが、それを経て安定期に突入します。
いいえ、安定してくれるのを祈りたいですね。


古い PC の場合、
そのマザーボードの特徴を忘れない事 です。

例えば、USB2 が基本で、USB3 を拡張でサポートするものの場合、
インストール時に、USB3.0 のポートに USB メモリ を挿せば、エラーで進まなくなります。
BIOS レベルでサポートしていなければ、インストールは進みませんから。
Windows 7 当時のものが、それに該当します。


やや、特殊なケース。
うちのメイン PC は ネットワークをブリッジしています。
これが曲者!。
大型更新時に、データ引継ぎが上手く行かず、設定を再調整しないと、エラーで OS が落ちる羽目に見舞われます。
更新自体は上手く行くのですが、その後の、使い出しで、暫く経つと(短期間のうちに)、息を呑む事態に遭遇です。
OS が起動したら、早期に、再設定しないといけません。


同じ様に、
OS の大幅な更新によって、その設定値が変わるものが多いですね。
デフラグの無効化 ( dfrgui.exe ) や、
システムの保護設定 ( SystemPropertiesProtection.exe ) や、
特殊なレジストリ設定等、
が代表的なものです。
これらも忘れずに再設定しないといけません。

古い PC の場合、 高速スタートアップ の設定も確認した方が良いでしょう。 *1.

しかし、これらは、一旦、設定が終わると、あまり触らないので、その場所も うろ覚え だったりします。
OS の更新によって、以前と同じ場所にあるとは限りません。
UI も更新されている場合、見付けるのが大変だったりもしますね。



それらの設定の後で、
システムが健全に稼働しているか否かを確認する事も重要です。
信頼性モニター ( perfmon /rel ) のレポートを眺める事で、
どんな問題が有りそうか、状況を掴みましょう。

上部に折れ線が張り付いていれば、それは、健全である証拠!です 。
そう願いたいもの でもありますが、 ね。  :)



[2019/02/18] 高速スタートアップの件を追記 *1.

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