2019年9月10日火曜日

Windows 10 GIMP 印刷 一番汎用的な方法

Windows 10 version 1903 と GIMP 2.10.12 とで、
2019 年の今、印刷する場合の一番汎用的な方法を。
GIMP ですから、画像の印刷になります。
基本的には、ファイル渡しです。


画像編集に GIMP を使っています。
勿論、ポストカードやら、葉書やら、印刷目的のものがあります。
編集作業が終わって、いざ、印刷!。
あなたなら、どうします?。

GIMP の中から印刷しようとすると、
現行では、上手く行きません。

印刷ダイアログが出ますが、 A4 のみの限定対応の様です。


ちょっと、脱線しますね。
様々なソフトやアプリに、印刷機能が備わっていますが、
皆、利用手順は様々です。
利用目的に特化していて、皆、微妙に使い勝手が異なります。
印刷には様々なアプローチの方法がある事の裏返しです。

そして、昔のアプリに多かったマージン設定なのですが、
これ、どう思います?。


さて、本題。

基本、GIMP で画像編集する場合、
思い描く用紙サイズから画像を新規作成しませんか?。
そうです。  既定のサイズを画像サイズにしてレイアウトしている筈です。
詰まり、マージンの事など基本的に考えない筈です。  マージン 0 !。
或いは、用紙周辺に余白を設けるなら、
その様に、レイヤーサイズを調整していませんか?。

そうです。
GIMP で印刷前提の場合、
用紙一杯を使ってレイアウトしている筈なので、
マージン不要で、全面印刷が条件になる筈です。

ですから、用紙は写真用等、全面印刷が可能なものが前提です。
但し、全面印刷とは言え、家庭用機器は紙送りの精度の問題から、
4辺を少しはみ出して印刷するのが推奨されますので、覚えて置いて下さい。
. *1.

  でも、A4 等の 事務用紙 の場合、
  多くのプリンタは用紙周辺に印刷しない様な設定になっています。
  プリンタが既定のマージンを持っていて、印刷不可領域があります。

  このケースでは、それを前もって考慮したレイアウトにする為に、
  画像サイズを小さめにしなければいけません。
  印刷時に、サイズ調整が入り込むと考えて下さい。

  A4 サイズでデザインして普通紙に印刷すると周辺に余白が出来る事になります。

印刷の前に、GIMP の外で印刷するのですから、
一般的には、ファイル渡しする必要があります。
無難なのは jpg File でしょうか。
ですから、一旦、その形式にエクスポートしなければいけません。
そうして置けば、後日、其れから再び印刷が可能ですね。

いざ、印刷。
恐らく、画像を印刷可能な ソフトやアプリ は沢山あるでしょう。
どれを選べばベストか?。

実は、色々悩んで来ました。
でも、最近の 答えのひとつ が、Windows 10 Explorer の 印刷機能 活用 です。

Explorer から ファイルを選択し、
右クリックで現れるポップアップ(コンテキストメニュー)から 印刷 をクリックすれば、
Windows そのものに組み込まれた 印刷 機能が使えます。
システムに与える負荷も最低なのでは?。

そして、 GIMP 固有のファイル形式 .xcf のままではいけません。
Explorer 上でサムネイル表示不可である事を忘れてはいけません。
.jpg 等に事前にエクスポートして置く必要があります。

プリンタドライバが組み込まれた環境であれば、
其れの既定プリンタの情報を取得して、
画像用に適した選択肢を提示してくれます。

勿論、データは特定の用紙を念頭に作成している筈ですので、
用紙選択は間違い無く、順当なものを選択、実施して下さいませ。

基本的に、良く見掛ける 印刷ダイアログ は出て来ません。


概ね、思い描いた設定を簡易に提示してくれる最短コースではないかと。
画像のケースでは、マージン不要 が基本の様なので、
すっきりしています。



[2020/12/19] 全面印刷はみ出し の件を追記 *1.

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