ボツ写真 ... 削除してスッキリしたい、も 一理 あります。
ボツ写真 を救済出来れば、其れも、また、嬉し! です。
双方の誘惑に揺れ動き乍ら、
消したり、直したり、 ... 。
随分と昔の事ですが、こんな投稿を書いていました。
写真と選択 [初心者向け]
https://shiroyuki-mot-says.blogspot.com/2014/06/photo-how-to-select.html
さて、 話は変わって ... 。
撮ったコマ達を見返す時、
うわぁ、こりゃぁ、駄目! とばかりに 削除! ってありますよね。
其れも 結構!。
しかし、 救えるのかも知れません。
無論、 どう足掻こうとも、駄目なものは駄目! なケースもありますが。
いいえ、 寧ろ、其の方が多い気もします。
なので、 削除 ... 。
良いと思って、ヨクヨク見て見れば、
露出の失敗!、
ピント外れ!、
ぶれぶれ!!、
コントラスト低下!、
塵の混入!!、
余計なものが画面内に!、
フレームの傾き!、
等々。
見るのも嫌な程に、ムラムラと、削除に手が伸びて ... 。
いっその事、消して仕舞えば ... 。
でも、消して仕舞えば、救済を施す事も不可能になります。
撮り直しが利くのなら、まだしも、
二度と巡り合えない場面かも。
其の為にも、
画像編集の腕を磨かれる事をお勧めします。
しかし、
其の道は 遠く険しく ... 。
理想は、画像編集を感じさせ無い 出来栄え ですが、
普通は 弄ったのが バレバレ です。
不自然さを感じさせる 作品 の多くは、
画像編集で誇張し過ぎ のケースが多いと思います。
画像編集せずとも、
撮影時の設定如何では、同じ結果が待っています。
知れでも、尚且つ、 画像編集のお勧め! なのです。
画像編集のコツは ... 。
場数を踏む事!。
それから、
原画への拘り!。
執着! と書いて仕舞っても良いかも。
此れに尽きると思います。
下手な鉄砲も、数打ちゃぁ当たる! ですね。
其のうち、確率も上がって行きます。
夢の話になりますが、
将来、夢の様な 画像編集テクニック が普及し、
救えなかったものを見事に復活させる 世 になるかも、ですし ... 。
さて、
一例を示して見ますか?。
単純な、トリミングや傾き補正や部分消去ではありません!。
虹を撮ったコマですが、
光線が弱い所為で、背景に溶け込んでいました。
普通の画像編集をしていたのでは 埒が明かない 類のものでしょう。
此れを弄って見ましょう。
代表的なのは、
GIMP の 色 > 自動補正 > ホワイトバランス や、
GIMP の 色 > 自動補正 > 平滑化 です。
此れらは、RGB 各色の伸長を行い、白と黒の明確化を行うのですが、
結果として、彩度が上がった様な結果を齎します。
或いは、ぼやけた色が強調されます。
ぼやぁ~と虹色が、くっきり虹色に、変わるのです。
マニュアルに記載の「調整後の画像に色相の遷移が起こる」や、
「時には画像の見栄えを悪くしてしまうかも」を、
逆手に取り、効果として利用する訳ですね。
往々にして、
強調し過ぎの結果を招きますので、原画に重ねて、不透明度を下げて調整します。
図 前後等
如何でしょう。
削除して仕舞っていたら、此の絵は作れません。
実際には、隠れていた塵等が視覚化されるので、
更なる編集を施して、更に、効果を弱める操作もしています。
原画の雰囲気を残し乍ら、多少の誇張に留めています。
其の匙加減は、作者の嗜好が大いに影響する筈です。
いけいけ がんがん! がお好きな方は、効果を弱め過ぎたりは し無い とも思いますが ... 。
其れ程に、此のケースでは 効果絶大 です。
でも、まぁ、画像編集に或る程度慣れている私ですら、
画像編集は大変! と思う訳です。
でも、上手く行けば、充実感に満たされます。
そして、撮影時に設定変更や 少し留意する事で 対処が可能なら、
其の方が如何に楽か!を思い知っているのですが、ね。
所謂、
撮って出し で事が済む様に、撮影したいものです。
そして、其れが 究極の 理想 ではあります。
ボツ写真は かたっぱしから削除! では無く、
多少は 残して置いても良いのでは?。
画像編集で救えるのなら、嬉しいではありませんか!。 :)
まぁ、闇雲に全部 では 記憶装置 を圧迫するだけなので、
匙加減が必要ですけれど ... 。 ;)
更に書けば、 (実は此れが重要!)
ボツ写真を分析し、原因を究明して、次回に備える事も大事です。
きっと、似た様な ミス が多い様な気もしますし。
お忘れ無く!。 ;)
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