でも、違うのですね。
ひとつのテキストレイヤーに、 複数フォント混在、 サイズ可変、 色指定自由 になっています。
つまり、 文字列 を 自由自在な 表現が可能に!。
以前の GIMP で、 文章(文字列) の途中からフォントを変えたり 文字サイズを弄ったり、 そんな表現をしたければ、
別々のレイヤーに切り出すか、 文字情報を破棄して色操作をしなければなりませんでした。
でも、今は、違います。
自由が手に入ります。
きっかけは、
GIMP.org で見付けた この画像です。 URL: https://www.gimp.org/release-notes/gimp-2.8.html
えっ!、 出来る様になったの? ... 。
と言う事で、
先ずは、画像で。
以下は、 GIMP 2.8.16 での説明です。
文字列は最初に全ての語句を入力して置きます。
入力しながらの変更は日本語の場合操作ミスが増えます。 変換(IME)との絡み。.
カーソルを変更したい語句に合わせ、黄色く選択された状態にします。
この部分の、 フォント、サイズ、色 等が変更出来ます。
例えば、図中の Serif と言う語句を、別のフォントに変更しましょう。
Sans とある部分をカーソルを戻し S のみにします。
すると、
S で始まるフォント候補が列挙されます。 図では Ser にして候補を絞った状態。.
尚、全く別のフォントにしたい場合は、同様に、フォント名の頭文字を入れますが、
大文字小文字を識別する場合と そうでない場合がある様です。
図にはありませんが、 右下段の色のボタンで 色変更も可能です。
更に、下段に並ぶ各機能で、
太字、斜体、下線、取り消し線、ベースライン、カーニングも可能です。
こうして、
複合フォントで指定した文字列は、
ひとつのテキストレイヤーに収まっています。
注記: 元々、太字のフォントに太字を適応しても、更に線が太くなる訳ではありません。 斜体も同様です。
太字フォントの場合、太字の適応で、太さが細くなる場合もあります。
これは、フォントが持つ固有の太さや斜体の情報に対して、標準的な数値で置き換えられる為に起こる結果です。.
この様にして作った画像のファイルでは markup を利用した情報が付加されている みたい です。
以前の投稿 PC GIMP ファイルから使われているフォントを調べる を参照下さい。
興味のある方は、是非、 バイナリ エディタでも 覗いて見て下さい。.
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