写真投稿の手順をご紹介 の第3回です、と言うか、補足です。
jpg の落とし穴、圧縮展開アルゴリズムの違いによる、見た目の変化です。
時折、作成したファイルが思う様な結果を齎さない場合があります。
Blog でプレビューすると、どうも違うなって時。
説明に入る前に、確認しておいて戴きたい点があります。
Blogger の皆さん、Google+ で、写真の自動補正はオフになっていますか?
詳しくは、こちら Blogger 写真が寝ぼける時の確認事項! をご覧下さい。
それでも尚、思う様な結果を齎さない場合には、やはり、ご自分で、補正! ですね。
前回 、jpg 形式でアップロード用のファイルを作りましたね。
今、あなたは、アップロード用に最高のファイルを作成したとしましょう。
これを Blog で表示させるには、何回か縮小を繰り返す事になります。
また、用いるソフトやブラウザに依って、画質は微妙に違って来ます。
jpg ファイルは画像データの圧縮ファイルです。
通常、写真関連のソフトでは、画像表示に係るアルゴリズムの選定は出来ず、
同一のファイルですら、開くソフトに依って差が生じる事があります。
更に、縮小拡大では、元データとは異なる、類似の画像が得られますが、同じではありません。
これと同じ様な事が、Blog 表示時に有意な差として生じ、何か微妙に違うなぁ ... と。
例えば、アップロードした同一画像を、GIMP / 写真閲覧ソフト / ブラウザ で同一サイズにして見較べて見て下さい。
元ファイルを親とすると、これらは全て、兄弟。 同一人物ではありません! 違っていて当然なのです。
ソフトに依っては、勝手に ! 、画像補正のアルゴリズムが取り入れられている場合すら ... 。
経験上、その比率は、極、僅かです。
でも、気になりますね。 自分なりに最高のファイルにした筈なのに ... 。
どうやら、低コントラスト化や細部描写が崩れる場合が多い様です。
さぁ、どうしましょ。
やはり、この様な場合には、画像編集が必要 みたいです。
コントラストを上げて元画像のイメージを再現したり、アンシャープマスクを掛け崩れ気味の境界線を保持しましょう。
さて、やっと、GIMP です。
0・共通の作業 写真レイヤーの複製
投稿用ファイルの元ファイル xcf ファイルを開いて下さい。
試行錯誤を繰り返す事になるので、写真レイヤーの複製 を作り、これで作業しましょう。
1.コントラストを上げて元画像のイメージを再現
ここでは、大まかな調整で済む筈なので、以下の方法で対応します。
色(C) > 明るさ-コントラスト(R) > { 明るさ-コントラスト } が開く >
コントラスト(T) の数値を +5 ~ +10 位に >
必要に応じて、明るさ(B) の数値も -10 ~ +10 間で調整 > OK(O)
コントラストを上げると全体の色調(明度)分布が変化します。
元画像のイメージが崩れない様に、明るさを調整して下さい。
2.アンシャープマスクを掛け崩れ気味の境界線を保持
ここでも、大まかな調整で済む筈なので、以下の方法で対応します。
フィルタ(R) > 強調(H) > アンシャープマスク(U) > { アンシャープマスク } が開く >
上部画像のスクロールバーで効果の確認をしたい場所を探す >
半径(R) 2.0 ~ 8.0 量(A) 0.3 ~ 0.8 位で調整 >
良い組み合わせを見付けたら > OK(O)
通常は、標準値の半径(R) 5.0 量(A) 0.5 でいいと思います。
3.お勧め
私は、後日の参考用に、複製後のレイヤー名に、編集のポイントを追加して命名し直しています。
4.その後の作業
前回 同様に、jpg 形式および xcf 形式で保存します。
勿論、アップロードも し直して、投稿画像への参照を訂正しませんとね。
以上、Blog でプレビューした時、画像が思った様に表示されない場合の、アップロード用画像の訂正方法でした。
個人的には、然程、この様な対応が必要となるケースは少ないのでは ... と 思っています。
しかしながら、既に、自分の写真の Blog でも幾つか実際に手を入れたり していますが ... 。
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