2013年11月3日日曜日

PC 削除したファイルが検索で出て来ちゃう時に Fix it

またまた、理解に苦しむ状況に遭遇しました。 ファイル削除・移動したのに検索で出て来ちゃう!
NotePC も使ってますが、内臓 HDD の容量から、こちらの PC ではファイルを移動・削除しています。
Explorer の検索で、ない筈のファイルが表示され、確認でソフトを起動すると、オカシな事に。 無論、Error ! です。 ないんですから ... 。
対応策は、 Microsoft さまの Fix it の適応でした。  これで、復活!


先ず、この NotePC が どの様な利用方法であったかと言うと。


ある程度ファイルが溜まって空き容量が低下して来ると、cmd.exe の Robocopy を使って、
外部の記憶装置に古いファイルを移動しています。
   Robocopy を使う理由はタイムスタンプも再現(保持)出来るからです。
この NotePC は、もう暫く使っていて、何回も上記の作業を経ています。
つまり、頻繁にファイルの追加・変更・削除が繰り返されている事になります。

ところが、今回、移動するファイルを選択していて、冒頭の現象に遭遇してしまいました。
Explorer ( OS Windows ) の機能のひとつである、右上の検索窓を使って、ファイルを名前から絞り込みます。
しかし、嘗て移動した筈のファイルまで表示されている ... 。
え~ と思いつつ、ファイルをダブル・クリックすると ... 。
規定のソフトで開こうとする訳ですが、開けません のメッセージと共に、ソフトはフリーズ ... 。
何とか、ソフトは強制終了させ ... 。
Explorer でサムネイルまで表示されている状態ですから、... 、騙されますね。

cmd.exe を立ち上げ、ファイル名スケルトンで、同一条件の表示をさせてみると、やはり、 ... ありません!
      お化けが出たぞぉ、幽霊だぞぉ、怖いぞぉ、 
      お亡くなりになった筈の方が、ぼぉぉぉと、しかし、くっきり浮かび上がってるぞぉ、
      祟られてるぞぉ この PC ... ???

どうしたという事でしょうか?

ファイル・システムの破損を疑って、同じく cmd.exe で chkdsk を走らせますが、 ... 、問題なし。
念を入れて、修復オプションを指定し、再起動時の実行をスケジュールし実行して見ても、 ... 、問題なし。


こうなると、私が頼るべきはMicrosoft さまの Fix it 。


今回は、空かさず、やはり、Microsoft さまの Fix it の適応でした。
以下のリンクから、実行ファイルをダウンロードの上、実行します。  今すぐ実行 を。

タイトルは Windows サーチが停止する、またはWindows 検索ができない問題  。

http://support.microsoft.com/mats/windows_search/ja .
 

Fix it は OS のバージョンが違っても、該当する実行ファイルを自動選択してくれるので、助かります。 OS を気にせず OK !
対象 OS : ~ Windows 8 迄。  Windows 10 は対象外。.
Fix it の該当画面は上記リンクからご覧戴くとして、同トップページから辿って行った画面がこれです。



実行結果は、 何も問題なかったよぉ って変なメッセージですが、
重要な事が、小さく、書いてあります。
曰く、 エラーはなかったけど、
    Windows サーチ をリセットし、... 、すべてのファイルが再インデックス付けされ、問題が解決されます。
多くの場合  だそうですが。
藁をも掴む気持ちで、えい やぁ、の  次へ(N)  クリック!

                                             


ちゃんと、検索用のデータは再構築され、Windows サーチ がリセットされたようです。
正常に、検索の表示がされる様になりました。

ファイル・システムではなく、Explorer (OS) 内部の検索用データベース(インデックス)の破損 が原因だったのでしょう、きっと。
   破損と言っても、恐らく、ファイル削除・移動時に検索用データを削除出来ない状況であったのだと思います。
   ですから、ファイル・システム上は削除完了でも、検索システム上にはまだ残っている事になっていたと。
   検索システムにサムネイルが(若しくは それへのリンクが)ある事により、あたかも、実在している様な表示が。
   言い換えれば、Explorer のファイル表示は、通常表示( NTFS )と検索表示(検索用データ)と、
             各々、別のソースからファイル名を持ってきている事になりますね。
   通常表示が可笑しければ、ファイル・システムの不具合、
   検索表示が可笑しければ、検索用インデックスの不具合。
   今回のトラブルでは、ファイル・システムには全く問題・影響がなかった訳です。
PC も長い事使うと、この様に、色々な出来事に遭遇しますね。

    
検索の正当性が自分の元へ戻ってきたようです。      あ~良かったぁ。


しかし、どうして ... こんな事になったのか。                          未だに、狐に抓まれた様な秋も深まる或る日。



因みに、実行ファイルの名称は MicrosoftFixit.Search.RNP.Run.exe です。



[2016/03/28] 実行ファイルの名称を追加

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