2014年10月15日水曜日

第37回 八百万の神

最近、余り、目にしなくなった言葉。  八百万の神
そうです、 やおよろず の かみ。
先の噴火騒ぎで、色々考えていたら、浮かんで来ました。 この言葉。
私って、やっぱり、日本人、 それも、かなり、昔気質の。


私達が世界に誇れる 美しい国 日本 は、
火山の島です。
地震の国です。
台風も来ます。
噴火もします。
津波も来ます。
土砂崩れも鉄砲水もあります。
火事にも見舞われます。
雷も落ちます。
竜巻も起きます。
でも、そんな自然現象を潜り抜け、 豊かな自然の 四季が綺麗な 日本 です。


災害には遭いたくないものですが、
天変地異は避けられないものです。

一度起これば、
災難に遭われて亡くなられた方々のご冥福を祈り、
災難に遭われて傷つかれた方々の心情を思いやり、
災難を乗り越えられた方々の英知と行動力と強運とを讃える。


災害は事前に兆候を掴めれば、被害を最小限に抑えられます。
しかし、想定の範囲での事ですから、予期せぬ事態が皆無になる事はないでしょう。
自然は人知を超えていますから、当然です。
嘗て、成す術の無かった我が祖先たちは、ひたすら、祈る事くらいしか 出来なったのですね。


そして、昔から綿々と続けられて来た様に、
ご神体として、山や海や淵や巨石や古木を、祀り鎮め、拝む。

    どうぞ、ことなく、過ごせます様に と。

八百万の神さま とはそういうものです。
それが、皆の願いですから。 
 

恵みを与えてくれる一方で、万が一の時には、災いとして降り掛かる ものが多いですね。
ですから、 怒りをお納め下さい、祟(たた)らないで下さい、 と畏れ、
鎮める為に、 崇(あが)める訳です。
何か起こってからでは遅いので、事前に、お願いしておく訳です。



この様に、日本には、沢山の 神様が おいでになります。
他の地域の様に、絶対神 や 序列のある神様たち ではありません。

事象は、概ね、独立していますから、
個々に、お奉(まつ)り して、お願いする訳です。

   謂わば、泣き出す赤子をあやす のは大変だから。
   故事曰く。  泣く子と地頭には勝てない。  だから、寝ていてねっ って処でしょうか。
   言い換えれば、 色々な 赤子 がいるので、み~んな に鈴を付けました ってな訳で。


あなたのおうちにもおいででしょう。 こわ~い、かみさま(かみさん)。   いやぁ、脱線 ... 。 
                                                でも、この神さんが一番強かったり ... 。
                                                何と言っても 八百万の顔を持つ かみ。
                                                み~んな 元気 過ぎて、さて ... 、どうしたものか。


2 件のコメント:

  1. 愉快なポストですね。思わず吹き出し、笑いました。
    急に寒くなりました。お体にお気をつけて、

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    1. Tomoko さま コメントありがとうございます。

      最後迄 読んで下さったのですね。  感激ぃ デス。

      ほんとに、季節急展開ですね。
      気を付けないと、" かみさま この風邪なおしてぇ~ "、って頼んでも、 こればかりは 難しいですから ... 。

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