個人でアプリを書いてらっしゃる方で Visual Studio を昔からご愛用の方向けの情報です。
以前の version をご利用で、新規の移行を考えてらっしゃる方に。
デバッグ後のソースの更新状態の自由度が変わっています。
先ずは、参照したスレッドのリンクを掲載します。
VB2013 変更したソースコードが実行すると 即 保存されてしまう
https://social.msdn.microsoft.com/Forums/ja-JP/a9c13753-a802-46b1-bdd9-2471660a71dc/vb2013-?forum=vbgeneralja
お仕事で あるいは 本格的に ご利用の方は、 ソースコードの管理ツールを導入されているでしょうから、
こうした挙動の変化があっても、その履歴から、昔のコードに戻す事は 容易いのでしょう。
しかし、私の様に、個人で ソースコード管理ツールなしで ちょこちょこっと書いている場合には、えっ という場面に出くわしそうですね。
Visual Studio ( Visual Basic ) も、こうした利用環境の変化に伴い、仕様を変えていっている と思われます。
では、本題。
上記のスレッドには、常連さまで著名な 佐祐理 さま、ひらぽん さま、trapemiya さま 達がご回答なさっています。 （御回答順）
以下の内容は、その引用・解釈である旨、ここに、お断りして置きます。 皆さま、いつも、ありがとうございます。
言い回しを少し弄って引用しています。
各 version 毎の挙動を纏めます。
VS2008 バッグ開始時にソースを保存するかどうかを選択 可
VS2010 バッグ開始時にソースを保存するかどうかを選択 可
VS2012 バッグ開始時にソースを保存するかどうかを選択 不可
VS2013 バッグ開始時にソースを保存するかどうかを選択 不可
旧 version で選択の可否を指定する場所は
ツール > オプション > プロジェクトおよびソリューション > ビルド/実行 > ビルド開始前に行う保存の操作 で指定
但し、VB2008 Express Edition SP1 で確認した処、
プロジェクトおよびソリューション の中に ビルド/実行 の項目はありませんでした。
ですから、 Express Eedition では、VS2012 以降のものと同様に、バッグ開始時にソースを保存するかどうかの選択は不可です。
また、VS2010 以前でも、既定値は デバッグ前に セーブ です。
因みに、
ソースコードを元に戻したいのであれば、ビルド後でも CTRL + Z で戻していけます。
また、
バージョン管理システムは開発の必需品です。個人開発でも履歴管理が必要になる場面は多いと思うので、導入して損はありません。いや、慣れればバージョン管理なしの開発は考えられなくなります。
とあり、以下の ソースコード管理システム が挙げられています。
バージョン管理システム
CVS や Subversion・Visual Source Safe 等、昔からさまざまなツールが存在しますが、最近は Git が主流のようです。
そして、参考リンクとして、
Git
http://ja.wikipedia.org/wiki/Git
サルでもわかるGit入門
http://www.backlog.jp/git-guide/
Visual Studio での Git の使用
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh850437.aspx
また、別の意見として、
VS2012でも確認しましたが、上記のオプションはありませんでした。以下によるとVS2012で消えてしまったようです。代わりにソース管理としてTFSを勧められていますね。
Before building settings
https://social.msdn.microsoft.com/forums/vstudio/en-US/be441ff6-682f-4534-b653-99632a7975a4/before-building-settings
因みに、TFS は MS Team Foundation Server で、
無償で 最大 5 ユーザーまで利用可能な Team Foundation Server Express もありますね。
以前から、ソースの履歴管理には興味があったのですが、導入には至っていません。
今度、ある程度の分量のものを作るとしたら、導入を考えたいと思っています。
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