2017年11月22日水曜日

Nikkor 24-120 f4G ED VR に思う事

ナノクリスタルコート。  この語句、 魅惑的ですよね。
フレアの低減を謳った ニコン さまの ある意味 象徴の ひとつ です。
でも、過剰な、期待は 怪我の元 ... 。
やはり、基本は、ちゃんとフードを着け、必要に応じて ハレ切り ですね。


レンズの鏡胴に廻る金色の 線 言い換えれば 帯!。
そして、 金色に黒抜きで掘られる N の ひと文字!。

謂わずと知れた、nikon ファンの皆さん 憧れ の、 ナノクリスタルコート ですね。

いや、 レンズは、皆 、 ナノクリで揃ってます!、 そんな方々も沢山おいでと思います。

私は、 初めての ナノクリ です。
そう、 D810 と一緒に入手した、  Nikkor 24-120 f4G ED VR です。

所詮、キットレンズ ... なんて、 虐めないで下さい。
嬉しかったのです。
嬉しかったのです。

でも、 過度の期待は ご用心!。


当初、 ナノクリ なんだから、 フレアとの ご対面 の機会も相当減るだろうと タカ を括っていました。
でも、 ... 。

残念な事に、 皆無ではありません。

あっ、 勿論、 純正フード 装着の状態です。
そして、 焦点距離が望遠側 の時です。


なのに、 出ます。  フレア。
はい。  出ます。


変ですね。  謳い文句 とは異なります。


でも、 何回か使っていると、気付くのです。

今迄のレンズでは、 カメラのアングルを変えると、 ぼや~と出だしてぼや~と無くなって行くのですが、
得体の知れぬ乱反射ぶりで、 霞み方さえも掴み処が無い感じです。
このレンズは  あっフレア!  と気付かせてくれます。


はい。  
フレアが出ているのを認識出来れば、対策すれば良い訳でして。


俗に言う、 ハレ切り ですね。

何か、遮蔽するもので、 斜めに差し込む光をカットしてやる事になります。
ズームのフードは 広角側 を基準に作られているので、 望遠側 では能力不足になるのですね。

でも、 三脚据えならまだしも、 手持ちでは大変です。
何も手元に無ければ、 フード先端から、フレームに入り込まない位置迄 手を延長させて、 対応します。

これが、 実は、難しいのです。
元々、この手のレンズは 重くて 長く 大きい 事が多いので、 片手持ちの安定さでは難があります。
そして、その結果、 残される写真に 手がご登場、 若しくは、 延長不足でフレア残存 と、相成ります。

ふぅ。

ズームレンズの欠点は これ!。
フードが十分に機能しない事です。

              だからでしょうか、 レンズにフード逆付けしたままで撮影なさる方 迄 いらっしゃいます!。
              いくら何でも、それは ... ねぇ。

巷には、 蛇腹フードなる 便利なアイテム もありますが、 高価で重いです。
特殊用途扱いなので、 見た方も少ないでしょう。
動画分野では マットボックス と言う便利なツールもありますが、下部にレールが必要です。
双方共に、 効果抜群の筈ですが、 カメラ・レンズメーカーさんは提供する所が少ないです。
Nikon さま!、 作って出して下さらないかなぁ ... 。  お安く、軽く、 ね。
折角の N の刻印も 泣いています。
ズームがこれだけ普及しているにも係わらず、 フードは旧態依然のまま。

将来的に、明るいニュースが飛び込むにしても、当座を凌がなければなりません。


斯くして、 モノ探しが始まります。
既成のものを流用し組み合わせて、凌ごうと言う次第です。
本来であれば、前述の2種類を加工するのがベストでしょうが、
バヨネット部を加工するのは、素人で不器用な私からすれば、避けて通りたいのです。

行き着いた先は、
黒の模造紙 と、 商品展示説明で使われる クリップ vs クリップ の 樹脂製品 との、 組み合わせ です。
自由に角度調整が出来て、軽い、 この組み合わせ であれば、 何とか使えそうです。
そして、割と、ポピュラーな組み合わせなので、 入手の難易度は低く、且つ、低コスト でしょう。
持ち運びも、分解して、カメラバックに放り込めるので、 ガサ は張りません。
このクリップの片方で、フードに固定し、
もう片方で、模造紙を咥えさせ、
撮影画角に応じて、 模造紙の角度(開き具合)を調整します。



実際に運用して見て良さそうなら、 別投稿に纏めます。


あ~、面倒!。
       だから、高倍率ズームは嫌いなんだぁ ... 。  でも、便利さに負けて ... 。.
       ここさえ、改良されれば、多少の解像が低いのなんて目を瞑るのに ... 。.



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