写真にぼや~と、乱反射が写り込む!。
フレアの いたずら なのですが、 これを取り除くと、すっきりと締まった 絵 になります。
その為の ツール それも簡単な 自作もの をご紹介します。
もし、撮る写真からフレアを取り除きたいなら、(特にズームの望遠側)、是非、どうぞ!。
ハレ切り 用に調整した 他愛もないツール。 (ズームの望遠側用)。
黒の模造紙 と、 商品展示説明で使われる クリップ vs クリップ の 樹脂製品 との、 組み合わせ でした。
作るに至った動機等は、以前の投稿 Nikkor 24-120 f4G ED VR に思う事 を参照下さい。
余分な斜光線をカットする 模造紙 は、お手軽で入手の容易さと加工の容易さからです。
別に、別の素材でも構いませんが、
その加工形状から、フードと一部重なり、且つ、角度調整した場合に撓む事が可能で無ければいけません。
今回は、B4 模造紙 から切り出しています。 ボール紙とか板紙とか呼ばれる厚いものです。
横幅は、その長辺半分のサイズにしましたので、 レンズの画角から算定した数値にはなっていません。
主目的が、ズームの望遠側での ハレ切り ですから、問題は少ないでしょう。
樹脂製品 の方は、この目的からは、大き過ぎるのですが、目を瞑りましょう。
似た製品で 片方が幅広の 紙を挟み込む事に特化したものもありますが、
入手の容易さからは、難しいので、今回は諦めました。
本来であれば、フードに単に挟み込む形状のもので十分な筈ですが、
その様な 既成の品 は見付けられませんでした。
対象レンズの純正フードは、円弧を花形状に切り欠いたものですので、
円弧の縦横頂点では、(内部に少しはみ出しても)余裕がある筈です。 (広角端を除く)。
そこで、このクリップ式のものを使いました。
しかし、このクリップ部は平面を対象にしている為に、円弧のフードに装着すると、
内側ではクリッブ端部2点、外側では中央1点を挟み込みます。
結構、咥える力が強いので、 フードの破損や変形を怖れて、緩衝材 を 段ボール から作ってあります。
フードとクリップの間に ふたつ折にした 段ボール を挟み込む形です。
ですから、部品構成は、全部で 3つ になります。
これらを、分解した状態で持ち運び、 必要に応じて、組み立てて使います。
さて、加工に行きましょうか。
加工自体は、 小学校の図画工作レベル です。 簡単!。
簡単な図を載せて置きます。
画像編集ソフトで作ったので、図としては、いいかげん! です。 縮尺が不明?。
数値(単位:mm )を元に、 工作して下さい!。
形状は 一例 に過ぎません。 もっと、簡単なものも 有り とは思います。.
上が被写体側で、下の H 形に切り込んである側がフード側になります。
先ずは、 図に従って、鉛筆等で、線分を書いて行きます。
切り出し後のセンターラインも書いて置くと利用時(クリップ装着時)のガイドラインになります。
次に、 定規とカッターを使って、
赤い線に沿って、大きな四角を切り出し、 H 形は切り込んで下さい。
オレンジの線に沿って、折り曲げます。
先端は 内側 90 ° に2回、曲げる事で、 手前に来る端中央部に クリップ1を挟み込みます。
手前の H 形は、上が外側、 下が内側に、軽く曲げて置きます。
この部分をクリップ2が通り抜けてフードを喰わえる形になります。
折り曲げは、模造紙が固いので、切り抜かない様に、浅くカッターで切ると楽に作業出来ます。
定規等を当てて、綺麗に、曲げて下さい。
出来上がりの形は 四角で カッターで切れ目の入って 曲げた部分のある もの になりますね。
折った状態で持ち運びますが、 曲げを戻せば、また、四角に戻ります。
B4 模造紙から、2セット作れます。
最初に、大きく、B4 模造紙全体を ふたつ(2枚分)に切り分けても OK です。
余った部分は、予備として 携帯時の歪み防止として 一緒に持ち運び 利用が可能です。.
尚、
フレアが強く出るのは、光源が強い場合が多いです。
どの位の効果が得られるか の 見本 を掲載したい処ですが、
最近の撮影では、なかなか、その場面に出喰わしません。
もし、その機会が得られれば、 カメラ ハレ切り 用に調整した 他愛もないツール 2 として纏めます。
恐らく、年を明けて暫く経たないと お披露目 に ならない、気もしますが ... 。.
[2018/09/15] 撮影見本例示及び使用感の投稿をリンク化
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