例えば、検索でそれらの使い方を探すと、弄って見たくなるのが人情です。
でも、標準 (Default) から変えると言う事は、
ある意味、トラブルに遭遇する危険も増えると言う事です。
以下、GIMP の エラー報告で見掛ける例を紹介しながら、
設定 に纏わる 「してはいけない」 ものを書いて見ます。
基本、 標準状態で、問題が無くても、
設定を変更する事で、エラーが発生したり、ソフトそのものが落ちて仕舞うケースに見舞われます。
そうです。
設定変更は、環境 に依存しているからです。
環境とは、ハードウェアのものも含みます。
例えば、メモリを潤沢に積んだものと そうで無いものと では自ずから設定値は違います。
また、試験的な導入の為に設けられている項目もあります。
大抵の環境で、上手く行かない、そんな項目があったりもします。
その辺りを十分に理解した上で使わないといけないのですね。
例1
OpenCL の ハードウェアアクセラレーション は使わない
https://gitlab.gnome.org/GNOME/gimp/issues/3342#note_502373
例2
設定数値が搭載メモリ量を超えてはいけない
https://gitlab.gnome.org/GNOME/gimp/issues/3581#note_543785 Answer by GIMP Developer Ell
If you only have 16 gb of memory, there's no point in setting you cache size higher than that, and preferably notably lower (the default is 50% of the memory size, and I wouldn't go much higher than 75%.)Google Translate
Similarly, there's no point in setting your thread count all the way up, even though it shouldn't be too detrimental since 2.10.10.
Stick to the defaults :)
メモリが16GBしかない場合は、キャッシュサイズをそれより大きく設定しても意味がありません(特に小さいほうが好ましいです(デフォルトはメモリサイズの50%で、75%より大きくなることはありません)。
同様に、たとえそれが2.10.10以来あまりにも有害であるべきではないとしても、あなたのスレッドカウントを完全に設定する意味はありません。
デフォルトに固執する:)
Internet 上の検索で見付けられる ソフトの解説記事 には、便利な技が沢山載っています。
でも、良く読んでから! にしましょう。
或いは、細かい事が載っていないかも知れません。
くれぐれも、鵜呑み は ご用心の程。
普通、標準設定で、そのアプリを使い始める筈です。
しかし、 設定を弄れるとなると、或いは、検索で設定値変更を勧められると、
変えたくなるのですね。
でも、内容を分からずに弄り廻すのは危険です。
動作不安定が待っていたり、クラッシュの憂き目に会います。
設定は 上級者向け と、改めて、心に刻み、
標準設定がお勧め である事を思い出しましょう。
これは、何も、ソフトやアプリに限らず、OS にも類似の事が言えます。
便利が売りの ツール類 ですが、
その やっている事 は、 設定の変更 であったりします。
OS 標準機能であっても、ユーザープロファイルの移動で少し前にトラブルがあった様に、
それらのご利用には リスクも含まれている事 をお忘れ無く!。
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