動いている OS からアップグレードした方が 確実。
新規にクリーンインストールした方が 確実。
両方共、その通り! だとは思いますが、 出来れば、クリーンの方を。 ;)
Windows OS は複雑です。
ちゃんと動いている様に見えても、その実、綱渡り 状態かも。
何時、綱が揺れて、足を踏み外すか分からなかったりします。
今回、正に、それ!。
踏み外しました!。
古い PC なのが 原因 である事は分かっています。
Windows 7 SP1 の頃の ハードウェアー と上手に付き合うのは ... 難しい。
面倒が嫌なら、買い替え! が最善解です。
でも、 ... 。 許されない 家庭の事情 と言う奴が ... 。 ;)
古いハードウェアーの場合、
動いている OS からアップグレードした方が 確実、 とも言われますし、
新規にクリーンインストールした方が 確実、 とも言われます。
基本はクリーンインストールでしょう。
しかし、 1から組み上げる のは、それ相応の知識が必要です。
なので、相反する ふたつのお勧め が呟かれる、 と。
今回は、 UEFI と SATA3 と USB3 とが普及段階に入った頃の マザーボード の自作機 です。
Windows 10 は、正式には、サポートされないもの。
但し、メーカーサイトには Windows 10 移行用 のドライバがあるものです。
この頃のものは レガシー とも呼ばれる 古い BIOS が基本でした。
最近の Windows 10 は UEFI BIOS が前提です。
Windows Media Creation Tool が作成する ESD-USB も UEFI ベースと思われます。
UEFI 過渡期 である事が、混乱を招きます。
デフォルト状態で挿した ESD-USB は UEFI で動きたがります。
そう、 気を付けないと、UEFI & GPT で OS がインストールされます。
今回の諸悪の根源も、ESD-USB が UEFI として動いてアップグレードしていた事なのかも。
今となっては、データ消去して仕舞ったので、確認する術はありませんが。
このケースでの UEFI は 不完全 と考えて良い筈です。
レガシーな BIOS で動かせば、不安要素は減少します。
インストールする SSD/HDD も、その容量から、GPT で無く MBR での導入例が多いのかも知れません。
ですから、目標は BIOS & MBR での インストール になります。
(インストール後に、高速スタートアップを切るのをお忘れ無く!。)
アップグレードを重ねて出る不具合は、不調時の OS の挙動にある気がします。
UEFI に修正しようとして、システム不整合 が潜在化して、将来のトラブルの種を蒔きます。
次第に、不協和音が増強し、暫く後に、大きなダメージを与えます。
異常終了が頻発する様になれば、救う道は閉ざされます。
これは根本から修正しなければ!、 と、頭を抱えさせる状況に陥るのですね。
そう、 ESD-USB を挿した時に、UEFI で動くのか、Regacy で動くのか、は確認して置いた方が良いでしょう。
オマケに、古いマザーボードの場合、USB2 で動かすのが、安心の様です。
往時、USB3 は OS +ドライバでの対応 でしたので。
MBR でインストールするには、
使っていた SSD/HDD の場合、パーティションを解放し、未使用状態にする方が賢明です。
そして、インストールの初期段階で、
物理ドライブにパーティションを切り、System + OS + Recover の3構成を生成します。
勿論、インストール先を選択する前に!、 です。
さぁ、 [Shift]+[F10] キー を押して、WindowsPE の cmd.exe を起動します。
此処で動いているのは WindowsPE 。 OS ドライブは X: の筈です。
diskpart に入り、
list disk 、select disk 0 ( 0 : リスト結果参照 ) 、Clear 、
3つのドライブ用パーティションを切り、Active + Nothing + id=27 で構成します。
OS は2番目のパーティションに入る事になります。
個人的には、重複操作になりますが、
使用済みのパーティションをダイアログで選択解放し、更に、コマンドで操作しています。
例はこんな感じ。
対話形式で進みましょう。
複数ディスクのまま進みたいので、番号確認 ( 0 の部分 ) が肝要だから。
また、複数ディスクを接続した状態では、以下の例のドライブレターがぶつかるかも。
その時は、assign letter の 文 は無しでも良いでしょう。
此処で振る文字は、飽く迄も、インストール先選定時の為だけのもので、インストール後とは異なりますから。
diskpart
list disk
select disk 0
clean
rem ------------ System500MB579MB
create partition primary size=579
format quick fs=ntfs
assign letter="S"
active
rem ------------ OS
create partition primary
shrink minimum=2048
format quick fs=ntfs
assign letter="W"
rem ------------ Recovery 2GB (=2*1024) Keep Size By 'shrink'
create partition primary
format quick fs=ntfs
assign letter="R"
set id=27
rem -------------- for Check
list volume
exit
そして、インストールを進めますが、
Windows 7 時代の Users を別ドライブに移行する 魔法 はエラーが出て、進めませんでした。
その時点で、フォルダやファイルのハンドルを掴まれていて、robocopy はエラーを吐きます。
なので、標準構成で進み、インストール後に、Expoler から 場所の変更 を行います。
この場合、Public は動かせません。
なので、個々の Documents や Pictures 等は 移動、Public のそれは別のサブフォルダから Junction を貼る とします。
尚、移動したものは、元の場所に Junction を貼り、C: でもアクセス可能にしますが、
大型更新時には、これを外して置いた方が良いかも知れません。 rmdir C:¥Users¥UserA¥Documents...
勿論、それ以下に直接フォルダやファイルが無い事を確かめてから、削除! ですよ。
直接書き込まれていれば、消えて仕舞いますから。
何方も、OS は X: ドライブで動いていますから。
Windows 7 の頃に設定したこの方法は、Windows 10 移行後でも問題無く動いていましたので、
実施のタイミングさえ間違わなければ、有用だとは思っています。
殊に、今回の様に、データが山の様にある環境では、それを温存出来るでの、助かるのですが。
今回は、メインの PC と言う事もあり、
試している時間がありませんので、 上記の手段を取ります。
個々のサブフォルダを移動する方法は、数が多く、煩雑です。
恐らく、プロファイル全てを別ドライブに移す以前の方法の方がすっきりしている気もしています。
何とかしたいですが、 私では手に負えません。
[2020/10/07] System Partition サイズ変更 500 -> 579 注:MBR では、v1909 から v2004 にアップグレードが正解との見解も有り
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