2021年3月22日月曜日

Ubuntu 滅茶苦茶珍道中 其の伍 リモートデスクトップ

テレビをモニタ代わり ... なので、
少し頑張って(?)、他から、リモートする事にしましょう。
そうすれば、
遠隔操作によって、テレビが塞がっていても、使えますから。


以前にも書いたのですが、
我が Ubuntu は、居間のテレビをモニタ代わりにしています。
ですから、誰かがテレビを見ていれば ... 単独では 使え無い!。

まぁ、予備のファイルサーバー的な位置付けですから、
運用的には良いとしても、
Ubuntu 自体に慣れていないので、使わないと馴染めませんね。

其処で、リモートデスクトップの出番。

マシンに電源さえ入っていれば ... 遠隔操作出来る次第。


Ubuntu - Windows 間で通信しますから、
細かい処が 宜しく無いのですが(後述)、
其処に眼を瞑れば、ひと先ずは動いています。


最初に行うのは、
Ubuntu 上に Remote 用の環境を構築しましょう。

必要なアプリを揃えます。
xrdp を入れましょう。

sudo apt -y install xrdp

次にポートを解放してあげましょう。

sudo ufw allow from any to any port 3389 proto tcp

でも、此れは 要注意事項付き です。
誰でもアクセス出来て仕舞う設定になります。
仮に、常時接続待機状態ならば、かなり、危ういでしょう。

せめて、IP アドレス を限定する 位の配慮は 必須でしょうね。

 例えば、DHCP サーバから割り当てられたものが 192.168.10.1 なら、

sudo ufw allow from 192.168.10.0/24 to any port 3389 proto tcp

 これで、同じ DHCP サーバで配られるローカル上の PC に対してポートが開く事になる筈です。


其の後、OS Windows 側で Remote Desktop の設定をします。
Default.rdp (%USERPROFILE%¥Documents ; Hidden) を雛形として、
設定値をファイル保存しましょう。

通常は、タスクバー内の ここに入力して検索 欄に リモート デスクトップ接続 と入力して、
リモートデスクトップ接続アプリ を呼び出し、 開く から、
Default.rdp を自動生成します。
若しくは、
Explorer 等から、既存ファイル xxx.rdp を開きます。

  一回も使っていない時には、此のファイル Default.rdp は存在しません。

相互共にローカル内での利用の場合、
DHCP での 名前解決 も可能な筈ですから、
IP アドレス では無く、PC 名 の指定で OK です。
ユーザー名や パスワードや 解像度設定を行います。

ファイル保存すれば、次回からは、其れをダブルクリックで 接続 される筈です。


これで、準備は整った筈。
接続して見ましょう。

おおっ!、と、Ubuntu の画面が Window 内に表示されている!。
でも、 待てよ ... 。
何か、違う ... 。



Dock が表示されず、
画面左上の アクティビティー から呼び出せますが、
標準の 左に縦一面では無く、上下が切れてる ... 。
あれぇ ... 。


これが、先に書いた 細かい処が 宜しく無い です。
Terminal を起動して見れば、 PC 名やユーザー名等、まぁ、大丈夫そうなのですが。
少し、不安を煽る 様相。

でも、上図の様に、OS 更新 等も問題無く熟してはいますので ... 。

  Ubuntu Desktop 画面を単独時と同じ様にリモートで表示させる(Dock の表示)テクニックもある様ですが、
  設定ファイル enhanced-session-mode.sh 書き換え(新設?)を伴う様なので、
  知識の無い私としては避けて置く、とします。
  或いは、gnome-tweak-tool の install で回避可能とも言われます。
  しかし、何もしなく共、 アクティビティー から Dock を呼べるので、良し としましょう。
  まぁ、OS も違う事ですし、 そんなもんだ! で 我慢。
    先に書いた回避策は、基本的で単純な構成とは掛け離れるので、
    何かトラブル発生時に対応し切れないだろうとの懸念から、見送ります。



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