2014年2月5日水曜日

PC アプリからの印刷と設定

アプリからの印刷。
皆、夫々、癖があるというか、細かな点が違っていて、なかなか分かり辛いですね。
皆、同じ方法なら楽なんですけれど ... 。
ご自分で、プログラミング言語を使って、アプリを作られた方はご存知でしょうが、
使う側に立って、どの様な点に気を配れば良いか、書いてみます。
題して、アプリからの印刷と設定。  印刷設定の弄り方です。


例えば、縁ナシの印刷をしたいが、どうも、上手く行かない。 とか。
設定した筈なのに、印刷したら、変なのが出てきちゃったぁ~。 とか。

私も、この手の失敗が、結構、あります。  紙の無駄使い。

理屈をある程度知っていてもこれですから、まぁ普通はチンプンカンプンかも。


ちょっと、詳しくなるかも知れませんが、基本的な動作はこうです。  なるべく、平易に書くつもりです。

  プリンタとアプリの間には、それらを繋げる別のアプリ ( 正確には プリンタ・ドライバ ) がある
  アプリが印刷するには、印刷したいデータを ひとかたまり にして、プリンタ・ドライバに送る

  プリンタの細々とした設定は、標準状態 と 任意状態 とのふた通りがある
  任意状態で、普段とは違う設定で印刷するには、アプリからプリンタ・ドライバに指示を送る必要がある
  通常は、この 普段とは違う設定 は、暫定的で、アプリを終了したりプリンタの電源を落とすと 無効になる

  プリンタの標準状態は、幾つかの候補 を持つことが出来、プリンタの付属アプリ等から操作できる
  この 幾つかの候補 は 普段とは違う設定 とは意味が異なる

  アプリに依っては、標準状態を直接的に変更できるものもある  極めて、特殊な位置付け

とまぁ、こんな感じです。  以下、普段とは違う設定 を 詳細設定 と呼びます。


問題は、縁ナシ印刷や縮小印刷の設定ですね。

プリンターのマニュアルがあれば、仕様を見て見て下さい。
印刷可能範囲で、上下左右に印刷出来ない部分がある事にお気付きでしょう。
縁ナシ印刷は、この仕様外の印刷をさせる特殊な機能なのです。
  写真やイラストを印刷する為の拡張で、標準的には、一般文書が対象です。
同様に、印刷倍率も通常は原寸、100 % になっています。
これらの特殊印刷を受け持つ設定が 詳細設定 で可能になっている訳ですね。


アプリから見ると、印刷の機能は、こんな感じのレベルに分けられます。

 1.おまかせ  ( 標準状態で印刷 )
 2.基本のうちの一部 用紙サイズ や 余白 や 部数 のみ指定可能
 3.詳細な ( 縁ナシや縮小 等 ) 指定が可能 

1.は 所謂、 印刷 ボタン 等、
2.は ページ設定 ボタン 等、
3.は 詳細設定 や プロパティ や オプション 等の ボタン 等、

特に、3.は、分かり易い場所にあったり、別のボタンを押して開かれる ポップアップ画面に入っていたり、で様々ですね。
色々と、アプリを弄繰り回して、何処で、その指定が可能か探さないと。
更に、もしかしたら、そんな機能が省かれているものも、ありますし。

更に更に、注意すべきは、普段から、この様に、プリンタ設定を弄って変えている場合です。
色々なアプリから、夫々の設定で、印刷を繰り返したりすると、思わぬ失敗に出会います。
思った様な印字結果が得られない と。
ひとえに、 プリンタの 標準状態 と 個別の 詳細設定 が問題です。


ですから、転ばぬ前の杖

印刷前には、
  プリンタ・メーカーの提供する付属アプリ等で 標準状態を 確認
  アプリの中から プリンターの 詳細設定 を 確認
  可能なら、プレビュー 機能を活用 ( 但し、必ずしも、印刷結果の通りには表示されない事も )

   参考 プレビューには様々な要素が絡みます。
       上述の印刷可能範囲 ( ハードウェア・マージン ) とか,
       画面解像度 ( Windows 標準 96 PPI ) と印字解像度 ( 任意 DPI ) とか。
       これらの点から、必ずしも、印字結果と一致する訳ではないのです


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