色々な方がいらっしゃると思います。 カードを使い廻す方、カードは保存に廻す方。
以下に書くのは、カードは保存に廻す方への、留意点です。
あなたは聞いた事がありますか。 カードに寿命がある事を。
SSD 登場初期に良く話題に上がった 5000 回の書換とか、5 年のデータ保持期間とか。
写真で使われる SD カードや CF カードも、SSD と同じ、フラッシュメモリーを採用したドライブ装置です。
同じ事が当て嵌まります。
1 枚の大容量カードを今も使っていて、5 年以上前からの写真も入っているとします。
運が悪ければ、最初の写真は読み出せなくなっている事もある と言う事になります。
詳しくは、以下のサイトに記載がありますが、このサイトは会員登録していないと冒頭しかご覧戴けません。
USBメモリーは10年もつか - PC Online 日経パソコン
良く、通電しないとデータが飛ぶ なんて風評がありますが、これは間違い!
通電しても、既保存のデータに変化はありません。
また、前述の数値は目安です。 これ以上か以下か定かでもありません。 運と環境次第。
では、どう対応すれば良いのか?
もう一度、同じ様に、書き込まなければなりません。
それで、暫くは、また、安心。
簡単に、再度書き込み と書いてしまいました。
パソコンに詳しい方はお分かりかとは存じますが、不得手な方にはチンプンカンプン。
一番、確実な、しかし、面倒な、方法を書いておきます。 Windows 対象。
- 対象カードを用意します
- パソコンに一時的にデータを書き込むドライブを確認します (カード容量以上の空き容量の確認)
- ドライブに新規フォルダ 例えば CardTemp を作ります
- カードからフォルダにデータをコピーします (注 1)
- カードをパソコンから抜きカメラに刺します
- カメラでカードを初期化(フォーマット)します
- カードをカメラから抜きパソコンに刺します
- 新規フォルダにあるデータをカードにコピーします (注 2)
- カードのリフレッシュ完了です 確認して下さい
- 問題なければ、ドライブのデータを消去します
注 1 注 2 共通 Windoes 7 で解説
少し面倒ですが、この通り、やって下さい
先ず各フォルダ(ドライブ名)の名称をメモして下さい (以下のM:¥CardTemp H:¥ の部分)
スタートボタン から プログラムとファイルの検索欄に cmd.exe と入力
検索結果で プログラム に表示される cmd.exe をクリック
コマンドプロンプト が立ち上がります
c:¥Users¥YourName> に続いて 注 1 または 注 2 の文を入れて Enter キーを押します
この時、パソコンのドライブ・フォルダが M:¥CardTemp カードが H:¥ と仮定します。 適宜、変えて下さい。
注 1
カードからフォルダに の場合
robocopy H:¥ M:¥CardTemp /S /MIR /DCOPY:T
注 2
フォルダからカードに の場合
robocopy M:¥CardTemp H:¥ /S /MIR /DCOPY:T
こんなのは面倒と言うあなた。
外付けでも内蔵でもいいですから、HDD を用意して、そこにも保存して下さい。
もしくは、光学ディスク( DVD や BD )に焼いておきましょう。
もしもに備えて、二重に保存しておくのが お勧めです。
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