2016年4月5日火曜日

PC Nikon ViewNX-i v1.2.0 感想と要望

やっと、やっと、 重い腰を上げて、写真の一覧用ソフトを更新しました。
ViewNX2 から ViewNX-i (ver.1.2.0) へです。
少し、使って見た感想と メーカーさんへの 要望 を纏めて置きます。
総評としては、 進化 しています。  でも、 もっと、良くなって欲しい とも思います。


先ずは、その画面イメージから。


少し、設定を弄りましたので、標準的なものではないかも知れません。
ここで一覧表示したのは、 別 Blog 用に調整した .jpg ファイル群 です。  .xcf ファイル群と混在の Folder から です。.

実は、この様に、ViewNX-i を使う 出番 は、
サムネイル表示させて、 拡大表示と切り替えつつ、 画像ファイルを選択する場合 が殆どです。

OS 標準添付の 画像ソフトや Explorer は、一切使いません。
それは、 windows の場合、該当フォルダを汚す 或いは 閲覧編集の垣根が低過ぎる から です。
これは、以前の ViewNX2 に関する 投稿 でも書きましたね。
ViewNX 系のソフトを使い続けている理由です。


さて、ここから、本題。
ViewNX-i ver.1.2.0 のレビューです。


以前の ViewNX2 で見られた サムネイル画像の取得ミスは見られません。  恐らく。
きっと、選択フォルダを変更した イベント を受けて、データを取得し直すシステム設計に変更されたからだと思います。
個人的には、表示ミスがなくなるので、大歓迎です。
しかし、推測ですが、 以前 (ViewNX2 ?) と比べ、取得が遅いと叩かれそうですね。  私は問題視しませんが ... 。.

それより、 取得を待機している間に、 一般的な Wait Cursor にならず状況把握し難いのが問題ですね。
取得終了迄は くるくる回っていて欲しいなぁ 。
これは、是非、改善して欲しいです。
でも、 実際にガンガン使い出せば、 Cash に蓄積され解消される問題なのかも ですが ... 。
 提案: 簡単でしょ。 this.Cursor = Cursors.Wait; (C#).
      いや、正確に書きましょ。  投げたらお仕舞いではなく、 イベントハンドラ終了迄、くるくる!です。
      言い直しますか。  選択フォルダを変更してから、ファイル表示が終わる迄の 間 です。.
      もし、それでは カーソルが うっとおしい と言う声を反映させるなら、ユーザーに選択させるのでしょうか。.


次に、 他のソフトへのドラッグドロップ。
機能的には問題は解消されています。  以前のものは少し不便でした。.
Ctrl + Click で複数選択して行き、 そのうちの どれか から、ドラッグドロップすれば OK ですね。
Help をざっと見ましたが、この点には触れられていません。  ファイルコピー移動としての説明はありますが。. 
是非、 Help に 追記して下さるのを期待しましょう。
複数画像を扱う コラージュやパノラマや合成写真 等 では 不可欠の作業ですから。

そして、この時、 Mouse が Hover したものが 選択していても していなくても 同じ表示(色) なのは戴けません。
一旦、 一覧表示エリアから外れれば、どれが選択された状態か確認出来ますから、
Mouse を逃がして再び戻ってドラッグドロップを行う必要がありますね。
 提案: 例えば、左上の隅に三角の 選択印 でも出れば、一目瞭然なのですが ... 。.
      以前の CheckBox Style はその点では少し良かったですね。  でも、操作が煩雑に成り勝ち ... 。.

参考までに提案です。
 提案: 複数選択の場合の数を何処かに表示してくれると視認性が良いのですが。.
      フォトトレイの様に。.

フォトトレイに選択してからでも同じ様な手順でドラッグドロップ出来ますね。
複数のフォルダからファイルを拾って、纏めて操作する場合に、重宝ですね。  拍手もの ! だと思っています。


最後に、メニューやツールバー周り。
画像編集で、幾つもソフトを開いていると、不要なスペース (特に高さ方向) は もったいない! と思う様になります。
個人的な使い方である、画像一覧閲覧の観点から ViewNX-i を見た場合、
この頭が重い気がします。
最下部の フォトトレイのバーの部分 も。

ユーザーがカスタマイズして、この部分をシンプルに(高さを低く)出来ればベストなのですが。
ラベルやレイティングの機能を使って写真を整理している方がどれ程いらっしゃるのか疑問です。.
閲覧に特化したメニュー構成を選べたら嬉しいのに ... 。
 (一例: メニューバー+ブラウザータブのみ+絞り込み+検索+ソート+表示サイズ)  タブ: = ワークスペース
 提案: タブは開発言語上で省略出来ないでしょうから、
       ツールバー部分を タブ内上部の パレット (Form:ToolStripContainer WPF:Expander) に格納すれば。
       或いは、ツールバーの部分はフィルター設定(絞り込み)が終わったら、非表示に出来るとか。
 提案: フォトトレイの高さも もっと 低くて良い気がしますね。 


序でなので書いて置きましょう。
Mutex (相互排他制御) が掛かっており、 ふたつ以上は起動出来ません。
もし、ふたつ目以降を 上に書いた 閲覧特化モードで起動するなら、かなり、ファイル捜査の自由度が上がる気がするのですが ... 。
例えば、ふたつ以上のフォルダに保存してあるファイル群を見較べる とか ... 。
  具体的は、 そう、 今年と去年と3年前の桜の写真群から幾つか選ぶ場合 とか。  幾つかのフォルダの中を比較しながら覗けると便利なのですが。.

排他処理しなければいけない機能を外して、複数起動が実現するといいですね。
  実際の開発では、根幹が変わるので、排他制御をどう考えるか 最初の特権モードをどう委譲させるか が悩ましいですが。.


あら、も ひとつ みっけ!。
これは、 些細な事なのですが ... 。
絞り込み▼ ボタンです。
一般に、▼はドロップボックスでリストが展開される と言うイメージを持っています。  皆さん、そうですよね。
でも、 Help を読むと、 どうも、Toggle (切替) ボタンとして解説されています。
下向きの矢印は、きっと、その下に 限定時条件を選ぶ為の メニューバー が開く と言う意味の 印 なのでしょう。
これは、是非、リスト展開に改めて貰いたいです。  お隣の  ソート ABC ▼ の様に。
  リスト展開に改めてしまえば、 
  上で書いた  ユーザーがカスタマイズして、この部分をシンプルに はタスクトレイのみでも済むかもですね。 *1.


おまけ。
編集(E) の中に 項目 ファイル名フルパス付きでコピー があると便利かな と思います。
クリップボードに文字列としてファイル名を送る事によって、
ドラッグドロップをサポートしないソフトへの情報伝達が 可能になりますから。
画像関連ソフトでは、画像のコピーはあっても、ファイルの絶対パスを文字列で吐いてくれるものはあまり見掛けません。
でも、意外と、出番があったりします。  スクリプトやプログラムを書いているからでしょうか。.
位置は、 ファイル/撮影情報のコピー(A) の次 辺りでしょうか。
Windows OS Explorer にもこの機能はありません。  一々、プロパティから、パスとファイル名をコピーしては繋いでいます。



[追加要望] 後日追加分

□ ファイル/撮影情報 をアイコン表示した場合に、
  ISO Auto 時の 実効感度数値  及び Focal に 135 換算数値 の表示を併記 (小さくて可) して欲しいですね。
  SS & F# を少し上にずらして、空いたスペースに押し込めば良いと思います。

  アイコン表示は視認性が良く、カメラでもお馴染みのデザインで、とても良いと思います。 *2.  



[2016/04/06] 絞り込み▼ ボタン に関して リスト展開に改めて ... の部分を追記 *1.
[2016/04/07] ファイル/撮影情報 アイコン表示 時の内容に関して追記 *2.

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