はい。 GIMP の 2.10 の特徴の ひとつ が Normal モードでもふたつある事です。
それは 無印と Legacy となのですが、
この 両者の差 は? ... 直感出来ますか?。
私は 未だ 無理!。 なので、試して見ました。
以下に書く内容は GIMP 2.10.2 での 表記 に基いています。
将来、 メニュー項目等が日本語化された場合、別の表記に変更になる恐れがあります。.
GIMP の 起動時に表示される Splash Screen を使って実験をします。
レイヤーに取り込み、それに、レイヤーマスクを被せます。
マスクは、左から右に向かって、徐々に、諧調が変わる様にします。
そう、 黒から白への グラデーション です。
期待する結果は、 左から右に向かって、次第に画面が現れる効果 になりますね。
これを、 ふたつの レイヤー(モード Normal ) に対して追加します。
使うレイヤーマスクの内容は 同一 とします。
単に、 レイヤーモードを切り替えるだけ で、その違いを見て見ましょう。
結構な違いが出ます。
同じなんですよ、 レイヤーモード以外は!。
そして、このレイヤーは、透明度を持つ事になるので、
直下のレイヤーの影響を受けた 見た目 になります。
両極端な背景例として、白と黒を用意します。
それを直下のレイヤーに配置した結果が これ です。 BG:背景 LM:レイヤーモード.
上のふたつが 従前の Normal ( Normal(l) )、 下のふたつが 新しい Normal です。
Normal(l) は Normal Legacy で Normal(L) と図中には表記。.
結構、単純な結果ではありませんよね。
これから、何を掴み取るか?。
レイヤーマスク自体は同じものなので、
マスク上で左右の諧調の差が均等になっている筈なのです。
その差が、
見た目を考慮した(知覚的・視覚的)曲線なのか、
直線に配置されているか、
なのですが、
実際には、透明部分がある為に、背景の影響を受ける事に留意して下さい。
Legacy Normal では、白背景でも黒背景でも、似た傾向を示します。
これに対して、新しい 無印 Normal では、背景の色の影響を もろに 受けています。
画面左側の 高透明度になった部分の重なり具合 を見れば、その特徴は明らかです。
白い(高輝度の)部分の判別は し難く、 暗い(低輝度の)部分の判別は 容易です。
単に結果のみ見較べると、不思議な事に、
マスクを持つレイヤーの現れ方は、左上と右下とが酷似しています。 (逆も同様。)
左右の位置関係で、似た様な場所から、画像の詳細が識別出来ているのが、お分かり戴けますか?。
この様に、単純な単一色との重ね合わせでも、複雑な結果となります。
もし、一般的な 画像 が下のレイヤーに来ていたら ... !!! 。
混乱する事、必須かも知れませんね。
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