2018年10月21日日曜日

Win10 1809 Windows Update 確認が終わらない

OS の不調。
それは、なかなか、掴めないものです。
一見、正常稼働している様に見えて、実は滅茶苦茶 ... 。
Windows 10 version 1809 にした当初に経験した事から、 ご覧下さい。  再公開前の出来事。.


経験から来る 勘 は重要です。
それが、新しくなった OS であっても! です。

随分と昔 (? 約1箇月前) の話です。  ご勘弁を。.
Windows 10 version 1809 に更新したノート PC で、奇妙な状態を経験しました。
何か動きが変?なのです。。  再公開前の出来事。.

例えば、
Windows Update が 更新確認中 のままであったり、
スタートメニューに登録してある コマンドプロンプト cmd.exe が
右クリックで現れる筈の、管理者として実行 が出て来なかったり、ファイルの場所を開く も無かったり、
各実行中のソフトの挙動が異常にもっさり(反応が遅延)していたり、
新たにソフトを起動しても なかなか 起動して来なかったり、
どうしちゃったの? と言う感じでした。

DISM の /scanhealth や、Menu からのトラブルシューティングツール Windows Update 項目 や、 ... 。
様々なツールで、状態把握を試みますが、 結果は正常? ... 本当に?。

  基本は、 Windows Update の表示に従い、再起動等を行う訳ですが、
  トラブルシューティングツール が正常稼働していれば、問題を吸い上げ修正出来る筈なのですが ... 。
  何度やっても、確認中のまま 等と言う状態は異常です。  そして、輪を掛けて、OS の挙動が変!。


  脱線しますが、
  管理者として実行 が画面に出て来ない場合の対処法は、
  キーボードから [Ctrl] + [Shift] + [Enter] 
  或いは(マウス操作の場合) [Ctrl] + [Shift] + [<Mouse Click>] です!。

状況として、この場合の 恐らく 原因? は Windows Update の度重なる失敗 と推測していました。
Defender の定義更新に失敗を繰り返し、
常備、その更新を試みる状況に陥っていました。
その結果、
OS の 要でもある Explorer は不安定を極め、
一見正常ですが、まともでは無い状態だったのでしょう。
Explorer が不安定である事から、
Windows Update のトラブルシューティングツールすら 問題発見 出来ないのです。

唯一、問題点を提示していたのは 信頼性モニター perfmon /rel です。
その 技術的な詳細の表示 で示されるのは、
svchost.exe_wuauserv APPCRASH ! です。


Windows Update は 確認しています では無く、
クラッシュを繰り返していた訳です。


単に処理速度が遅い!だけでは無い このケース を救ったのは、
以下のバッチファイルです。

Windows Update のサービスを止め、履歴や作業ファイルを削除するものです。


rem *** Win10
net stop usosvc
net stop dosvc

rem *** stop services
net stop wuauserv
net stop bits

rem *** remove data
ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren %systemroot%\System32\catroot2 catroot2.old
del "%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat"
del "%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat"

rem *** start services
net start bits
net start wuauserv

rem *** Win10
net start dosvc
net start usosvc

rem *** Clear Win-Update History!
timeout 20

OS を再起動すると、
Windows Update の画面は、

 エラーが発生しました。
 更新サービスがシャットダウンされたため、インストールを完了できませんでした。

になり、
更新履歴 は 空 になります。

バッチファイル中に、更新確認プロセスを起動させる記述は無いので、この様な結果になります。

そして、冒頭に書いた様な 不可解 な状況を回避します。
信頼性モニター の 翌日分 が 大人しい! 事でそれがお分かり戴けるでしょう。
尚、その翌日に、ちゃんと Defender 定義の更新は Windows Update 経由で自動更新されています。

恐る恐る Windows Update の ボタン を押せば、 暫しの確認時間の後、 最新の状態です に切り替わります。



参考:
Version 1809 では Windows Update と Defender とで、別々の 定義更新 が行われている気がします。
信頼性モニター の成功欄には Windows Update の履歴に現れない 定義更新成功 が記録されています。
あくまで推測ですが、双方が競合し矛盾を生み出す可能性は否定出来ない のでは? と思っています。



追記: 2018/10/31
10月下旬、 Version 1809 で 上の対応を行っても改善出来ない事態になりました。
Defender の Engine & Driver の自動更新が Windows Update で掛かってから です。 (因果関係は不明?) .
結局、 1803 に戻してのクリーンインストールを実施しています。 
やっと、こうして、書き込みが出来る状態まで漕ぎ着けました。  1809 は様子見!です。  :) 。.
尚、 1803 についても、最新の状態 が 不安定である気がします。
クリーンインストールした環境では Build 17134.376 に更新されますが、
1809 から 1803 に戻した環境では Build 17134.345 のままで、最新の状態 と判断されていました。
言い換えれば、現在の Windows Update の仕組みは、
Client 側の DB 若しくは Engine 或いは Server 側の 配信設定 に問題が潜在していそうです。



[2018/11/26] 再公開前の内容である旨、追記

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