2019年3月5日火曜日

GIMP Portable 版の作成

予てから、GIMP の Portable 版は気になっていました。
既成のものもありますが、そうでは無く、
自分の環境を持ち出せるもの。
そこで、OS Windows 上で実行出来るものを作りました。


GIMP Portable とは言っても、
GIMP 本体は全く入っていません。
自分で、設定を変えた結果としての GIMP を、
USB メモリ等に格納して、
インストール版とは独立したものを作ります。
つまり、
スクリプトやプラグインや追加フォントやパターンや、
全てを含んだものが、インストール版のコピーとして、複製されます。

ですから、一旦、GIMP をインストールしなければ、今回のものは機能しません。

実行用のバッチファイルを起動すれば、
インストール版の設定や履歴に影響を与えずに、
ポータブル版として、独自に動き廻れます。

試していませんが、
GIMP をインストールしていない Windows PC 上でも、
ポータブル版として 運用が可能な筈です。   要注意!  x64 or x86

ポータブル版とは言っても、
基本機能は、全く、インストール版と同等です。
勿論、OS のレジストリに書き込みしていませんから、
OS に連動した動きは出来ません。
勿論、Windows 版 GIMP から起こすものですから、
他の OS 上では稼働しませんし、
システムフォント等の OS バージョンや CPU アーキテクチャー に依存するものもありますので、
その点は留意も必要です。.

個人作成データも含んだものにするには、
ある程度、容量に余裕を持った USBメモリ 等が必要になるでしょう。
組み込んだ、内容にも依りますが、
個人作成データを除外して、最低 1.2~1.5GB 位は考えて置いて下さい。


さて、本題!。

以下の URL から GIMPportable.zip を入手して下さい。

   GIMP Portable Version 作成
        Link の無断転載を禁じます!。.
 
そのファイルを USB メモリのルートに展開します。
例えば、 E: が  USB メモリ なら、 E:¥  (E:\)  です。
次に、 E:\GIMPportable\GIMP 2 Port_Creation\create-gimp-2.10-port.bat
を実行します。
必要ファイルが USB メモリにコピーされ、環境が整います。  要 時間。
Portable 版の実行(起動) は E:\GIMPportable\gimp-2.10-port.bat
です。
起動時の Splash Screen と、ヘルプのアプリケーション情報 (About GIMP) とに、
"Portable" と表示されます。
バッチファイル経由の起動なので、コマンドプロンプト (cmd.exe) が並行して動いています。
其処にも、USB メモリから起動しているのが分かる様になっています。

また、 USB メモリの ドライブレター ( 例: E: 等 )に影響されない様に考慮してあります。
変動しても OK 。.



  USB メモリでは無く、別の外部ドライブ等に展開した場合でも、
  Command Prompt(cmd.exe) の ECHO で、 USB-Memory と表示されるのは、
  御愛嬌です!。 ... ;) 。  ご勘弁を。


  戯言。.

  この Portable 版。
  Portable として使う以外にも、 テスト環境とする事も出来そうです。
  GIMP 本体を弄る場合の、テストケース とか。  書き換えも容易ですし。
  プラグインやスクリプトの お試し環境 として、踏み絵 としての利用とか。
  色々と、使い廻すのも、楽しそうですが ... 。
  でも、作っては見たが、 個人的には、あまり、出番 は無さそうなのですが ... 。.



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