2022年2月27日日曜日

GIMP Unstable Try 2.99.10

はい。  お待ち兼ね!、待望の GIMP 2.99.10 です。
工事用ヘルメットを被った Wilber 君 第五弾。
待望の 公式 開発途上版 が登場です。
結構な 進化 をしている! と思うのでが。


今回の GIMP 2.99.10 は、
盛り沢山! と、個人的には、感じています。

そうそう、
公式ページにもアナウンスが掲載されましたね。
一般ユーザー向け と言うよりは、
開発者サイドの お話 も盛り沢山で紹介されています。
ですから、 少し難解に見えるかも知れません。

Development version: GIMP 2.99.10 Released
https://www.gimp.org/news/2022/02/25/gimp-2-99-10-released/

以下に個人的な感想を書きますが、
正確な内容は 上記 のアナウンスをご覧下さい。




先ず、個人的には、
Python の Procedure Dialog が 進化(正常化)した事。
自分で、何から何迄 全部 書くしか 対応策は無さそう と感じていた Python Code が、
所定の記述で 賄える様に なりました。
やっと、舞台が整って来た感じです。

一般的に、最初に気付くのは Splash Screen の画像の差し替えでしょうか?。
漫画的なデザイン に変更されていますね。
うふふ です。
私は、以前の マスクを付けた Wilber も好きだったのですけれど ... 。

GIMP 2.99.10 Splash Screen


About Dialog と並んで、Welcome Dialog が新設されました。
Menu の Help(H) から、何時でも開く事が可能です。
Version や 各種の 外部リンク が表示されますね。


Layer Dialog での 鎖マーク が廃止され、
ひとつの複合的な保護アイコンが導入されています。
また、Dialog 下部右から2番目 Select layers by patterns and store layer sets が新設され、
語句を入力すると該当する 複数のレイヤーが選択された状態 になる筈です。
英数半角名の場合、大文字小文字を区別します。
複数選択状態で 命名して 保存出来るのかも知れませんが、未だ、試してはいません。
便利そうですね。

  図は省略。  先の公式ページを参照。


Core 中核 の部分で大幅に手が入って、固まりつつある気がします。
其れ故、 GUI の部分 にもスポットライトを当てる 余裕 が出て来たのでしょうね。
今回の 新機能 達 が其れを物語っています。


以前は、標準で組み込まれた Python スクリプトですら、
何とか動いている状態でしたが、
随分と洗練され、本来の形に近付いて来た気がします。


未だ、スクリプトをガンガン書ける状態では無いかも知れませんが、
そろそろ、皆さんが手を入れ出す気もします。

、 はい。  メンテして無いと 古いもの は使えませんから。
  API の変更によって、
  GIMP 2.99.7 ~ 2.99.8 用の もの ですら、
  必要に応じ、書き換えた方が良いケースがあります。
  殊に、color を Parameter に取るもの。
  此れ等は手を加え無くても、2.99.10 で動いている様には見えますが、
  標準添付のものは 書き換えられています! から。  見習う事にしましょう。

はい。  皆さんが Plug-in に手を入れ出す事で、様々な検証が行われ、
今後更に、GIMP 自体も洗練されて行くでしょう。


尚、以前(正確なバージョンは?)は、GIMP 2.99.x を導入すると、
Windows 版では、Registry が書き換えられ、
.xcf ファイル を開く場合、開発途上版 が選択されていましたが、
今回の 2.99.10 を上書きインストールしても、設定 は 従前のまま を保持してくれています。
そう、私は、昔、態々、Registry を書き換えていたのですが、
今回は、其の必要はありませんでした。  :)
参考: https://shiroyuki-mot-says.blogspot.com/2020/11/gimp-unstable-try-2992.html



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