縮小の 勝負！ です。 GIMP の Stable 2.8.22 vs Unstable 2.9.8 。
言い換えれれば、 Sinc (Lanczos3) vs NoHalo / LoHalo 。
序に、 Cubic での違いも見て見ましょう。
使わせて戴く画像は、 Pixabay で見付けた 昆虫の眼の写真です。
丁度、 GIMP 関連サイトでの例にあったものと同じタイプの被写体ですね。
Pixabay URL ： https://pixabay.com/ja/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%90%E3%82%A8-%E6%98%86%E8%99%AB-%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD-%E3%83%9A%E3%82%B9%E3%83%88-%E5%8B%95%E7%89%A9-%E7%9B%AE-1130511/
Ref. GIMP Sample URL ： http://www.gimpusers.com/tutorials/whats-new-in-gimp-2-10
作者の ROverhate さまの 素晴らしい！ お写真 です。
先ずは、その お写真 に 感動の拍手と 感謝の言葉を 捧げます。 Thanks !!! 。
素晴らしいが故に！ 加工を間違えると こんな事に ... と言う観点からご覧戴ければ幸いです。
或いは、 Web 上の閲覧は ブラウザでの 縮小拡大が自由自在 なので、
こんな落とし穴もある と考えても良いです。
差し当たって、 w:1920 px でダウンロードした画像で加工して見ましょう。
加工と言っても、 縮小するだけ！ です。
ぼかし等の 前加工 を 一切 施さずに、縮小して見ます。 （前加工で改善の余地あり）.
使うのは、 GIMP Stable の 2.8.22 と Unstable の 2.9.8 です。
そして、縮小の手段は、 Cubic と Sinc (Lanczos3) と NoHalo と LoHalo と です。
Cubic 以外は Version によって採用されていませんので、５種類での比較になります。
最初に示したものは、原寸 (1:1) での中央部になります。
続いて、 GIMP Stable の 2.8.22 と Unstable の 2.9.8 とで、 w:600 に縮小したものです。
全てに 10 px の外枠を囲みました。 （引用図 全て w:620 で統一）.
GIMP 関連サイトの例では かなりの効果がありますが、
この画像で試して見ると、少し、違った印象です。
何か違いが有るのかな？。 既に縮小プロセスを経たと思われるサンプルを使ったからかな？。.
関連サイト例示の画像で試すと、もっと、良い結果が出ます。
上の例は かなり 厳しい 条件 なのかも知れません。
共通しているのは、 GIMP 2.9.8 での Cubic の改善効果が大きい事でしょうか。
それでも、... 。 此処では Lanczos3 vs NoHalo / LoHalo の結果は微妙です。
これ以外で試して見た結果では、その効果は Lanczos3 ＜ NoHalo / LoHalo となるケースが多いです。
そう、大抵のケースでは NoHalo / LoHalo の性能は優秀です。
但し、若干、シャープネスが損なわれる感じもありますので、そこは留意でしょうか。
例えば、後から、ほんの少し、シャープネスを掛ける とか、 UnShap-Mask を担ぎ出す とか。 .
事前の処理を挟み込む事で 更なる改善 も期待出来ます。
投稿内は 縮小せずに、 原寸表示していますが、
画像クリックで、ブラウザのサイズに自動サイズ調整されたものは ... やはり ... 厳しい。
ですから、 画像をクリックして 別表示 させると、正確な判断は出来ませんので、 悪しからず。
最後に。
Unstable の GIMP ですから、 暫定的 であるのを忘れてはいけません。
今後、将来の Stable 安定版 で どう変わって行くのか は、 分かりませんから。
唯、 現在でも、将来は こんなに明るい！ と思って戴ければ ... 。
追記。
2018/03 に投稿を用意し /04 上旬公開予定で いたのですが、
同下旬に Unstable GIMP 2.10.0-RC1 がリリースされていますね。
何とまあぁ、タイミングの悪い 投稿 だ事！。
この新しい Unstable で試し直せば良いのでしょうが ... 、挫けました。.
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