やっと、標準でサポートされた GIMP での 日本語の 縦書き !。
嬉しい ですね。
でも、 ちょっと、注意点もあります。
基準位置 等についての注意喚起です。
普通に、全角のみの文章を縦書き表示にする場合には、
文字を 右クリック して、Vertical の 最初の項目に チェックを入れれば OK です。
この時、気にするべきは、基準点の位置が変わる事です。
横書きは、上左 が基準点ですが、
縦書きは、上右 が基準点に変わります。
最初の項目 Vertical, Right to Left (mixed orientation) は そう言う事 です。
きっと、見易い位置で横書きした文章は、この縦横変換 で あらぬ 位置に レイヤーが移動します。
左に、ごっそりと、レイヤーが移動します。
そう言うものですね、 縦書き!。.
長い文章では、画面から一部が消えてしまうかも知れません。
そして、別の 文字レイヤー を追加すると、 この設定が引き継がれます。
縦横混在の文字入り画像を作成する場合には留意が必要です。
用が済んだら、
新規の文字レイヤーを作り、1文字入力し、左から右 のチェックを入れ直して置いた方が、
後々、慌てずに済むかも知れません。
勿論、文字を全て消せば、レイヤーは残りませんし。
次に、半角文字が混在する場合。
特に、英数半角の場合には、2通りの表現が可能です。
半角文字を 90 ° 回転するか否かです。
最初の項目 Vertical, right to left (mixed orientation) は、
半角文字を 更に 時計回りに 90 ° 回転します。
英数に限らず、半角カナ も同様です。
半角カナ が回転するのは多くのケースで不味いでしょうから、
2番目の Vertical, right to left (upright orientation) を選ぶ事になるでしょう。
半角カナは回転せず半角英数は回転 と言った芸当は出来ません。
全角カナを使って、 文字選択後に、サイズを弄る等の対策を取られる事をお勧めします。
Windows 10 & GIMP 2.10.6 & Yu Gothic Bold の組み合わせの例を。
「凄いぞ、GIMP、GIMP。」 と打ったケースです。 最初の GIMP は半角英数、次は全角。
右クリックの ポップアップは 部分コピー を貼り付けています。 (もっと上にも項目があります。)
尚、 メニューの翻訳が済んでいないと思われる為、 将来的に、英語が和訳され、変わる事も想定されます。
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