写真とカメラ について、 グタグタと書いて見ます。
みんな、写真は ... 好き!。
されど、 みんな、カメラは ... ?。
果たして ... 。
少し前の事になりますが、花の写真を撮りに行って、声を掛けられた事があります。
どんな風に撮れるのですか?、と。
その方は、お若い方で、同じ様に、スマホで花の写真を撮っていました。
ほぉ~、綺麗に撮れるのですね、カメラなら。
それが、その方の仰った感想です。
果たして、本当は、その方はどう思ったのか?。
カメラが欲しいと思ったのか?。
それとも ... 。
まぁ、 その方が、もし、カメラを持っていらっしゃらないとして、
購入動機に繋がる経験になるのか? ... 。 どうでしょ?。
私がカメラを始めたのは、相当、昔です。
ちゃんと撮るのも難しかった頃です。
ピンボケ、ぶれぶれ、は当たり前、 露光も滅茶苦茶、 写っているか否かも不明。
そんな時代、 上手になる為に、経験を重ね、カメラ遍歴もしました。
でも、今、
大抵のカットは写って仕舞います。
写って仕舞う のです。
カメラを持ち出さなくても、スマホ等の便利な手段もあります。
もし、今、写真に興味を持ったら、
カメラを、態々、別に買って携帯するか?、と言えば ... 。
正直、? です。
カメラで写真を撮る行為に慣れ切って仕舞っているので、
それが自分には一番フィットするのですが、
他の人の場合、
さぁ、どうなのでしょうか?。
また、こんな経験もあります。
写真に興味の無い方に、写真をお見せした のです。
その方が興味があると仰ったものが写っている 選りすぐりの写真群 です。
でも、結果は ... 。
散々でした。
パラパラと眺めて、おしまい、です。
普通の方の写真に対する姿勢は こんなもん です。
そうです。
今、巷は、写真や画像が氾濫しています。
色々な紹介記事を読んでも、文章だけと言うのは稀で、画像の てんこ盛り状態 です。
画像の良し悪しなんかどうでも良い事の様です。
質より量!。 ボリュームが無いと満足しません。
ひとつひとつの画像をじっくり味わうなんて、しない かの 様相 です。
タップして流れて行く画像の山に慣れ切っています。
考えるに、 画像処理は、重たい作業です。
いえ、其れはコンピューター上ででは無く、人間様の頭の中の お話 ... 。
目から入る情報を、いちいち、細部に渡り処理していては、疲労して仕舞います。
ですから、見飛ばすのです。
眼に入る光景を詳細に渡って全て記憶していたら、
他のものが入る余地が無くなって仕舞いますから ... 。
見飛ばすのなら、質は低くて充分 ... 。
ここぞ! と言うもの に出会えば、詳細を見ようとしますが、
其れは、凄く 凄く 稀な出来事 ... 。
あ~、 写真なんて、そんなもん です。
共通の土台の上に載ってこそ、威力を発揮するのですが、
その土台は ... 何処にあるのか?。
こう考えて行くと、
カメラ離れが加速し、もっと手軽な手段で満足しているのが理解出来そうです。
カメラを使えば、上質なもの(画像)が手に入ると理屈では分かってはいても、
上質を欲さなければ、購入には結び付きません。
上質なものは、見るのに、疲れるのです。
其れは、撮る時も、見る時も、同じです。
疲れて迄、撮りたい見たいとは思わないのかも知れません。
パッと見 で 十分!。
自分にはそんなものはいらない! それが大多数の意見になるとしたら ... 。
カメラ好きとしては、残念な将来像が描かれる事に繋がります。
いいえ、既に、今、そうなっているのかも知れません。
基本、みんな、写真は好きです。
カメラでもスマホでも、
撮って見る行為は大好きです。
でも、
カメラは進化し、上質な画像を獲得したと同時に、
その使い手の幅を狭めて仕舞ったのかも知れません。
一般ニーズの範疇を越して仕舞った ... 。
或いは、
一般は別のニーズを模索してしまった。
もっと要求を満たす別のものを見出して仕舞った ... 。
一般ニーズは 写ってさえいれば、それで良し なのでしょうね。
その上で、 ... 、です。
そう。 大昔から、そうでした。
ちゃんと写っていれば、ハッピー なのです。
必要以上に、画質うんぬんなんて言う方が変わっているのです。
それなり で十分!。
(あ~、 遅れてやって来た 真夏の酷暑で、思考回路もオーバーヒート気味。 ショートしちゃってます!。)
hotoimuです。
返信削除お久しぶりです。
カメラなのか写真なのか、車なのかドライブなのか、茶道なのか喫茶なのか。
人それぞれで、どちらでも良いのですが、結果優先で探求することが薄れてきているように感じます。
匿名 さま こと hotoimu さま コメントありがとうございます。
削除お久しぶりです。 コメント、感謝です。
何か、 一時期、皆が浮かれていた カメラ熱 が一段落し、
昔の 写真 or カメラ 趣味 の時代に戻って来ている印象もあります。
皆、興味はあっても、趣味レベルかと聞かれれば、う~ん と答える様な。
確かに、浮かれていたお陰で一気に機能が進歩した様な感想もあります。
さて、これから、どうなって行くのやら ... 。