2022年10月6日木曜日

カメラ レンズ を末長く使う為に

レンズの修理に纏わり、知人と情報交換していまして、
こんな事もあるのね! 的な 備忘録 を残したいと思います。
個人的な感想が殆どなので、話し半分でご覧下さい。
良い状態を保つには そんな留意ポイントです。


思えば、大昔のレンズは 丈夫でした。
レンズシャッター式を除けば、絞り羽根と焦点調整ヘリコイドだけですから。

勿論、酷使すれば壊れましたし、
精度が出ていたか否かも不明のまま、使い続けていました。

でも、今の其れは、
電子部品が入り、其れで制御するので、
結構 ナーバス になって来ました。

素人目にも、あれッ?、と思う事があります。
そう、 カメラは精密機械でもある! のです。
オマケに、制御回路等が其の精度に与しています。
すっかり、忘れていました ... 。

便利なものに変貌しましたが、
酷使のみならばまだしも、
存外に使い潰しています。

  電気を使う製品類は、昔、水気は避けるものだった筈です。
  確かに、今では、防水機能も付加され、
  多少の水掛かりでは大丈夫な様になって来ています。
  其れはシーリングや対応構造のお蔭!。
  でも、其のパッキンが緩んだり傷付けば、回路や機構はお釈迦 ... 。
  日本の高湿度も曲者です。

カメラやレンズだって、同じ!。


さて、此処からが、
冒頭に書いた 知人 から 教えて貰った 内容を踏まえての 備忘録 です。
でも、大抵の部分は個人的感想ですので、 其のお積りで。  ;)


  其の知人 は カメラに関しては 相当の知識を持つ ベテラン です。
  所謂、カメラ好きのレベル ではありません。  もっと、高み にいらっしゃいます。
  余り書いて仕舞うと怒られるでしょうから、此れ位で ... 。


先程、水掛かり を上げましたが、其の他にも、
カメラやレンズの大敵は 衝撃 !。
でも、ご存知の様に、耐衝撃性を考慮して設計製作されていますね。
メーカーさんでは 相当に過酷なテスト も行われている様です。

でも、試験や実験と異なり、想定外や経年変化も加わり、
実際には、衝撃で壊れる事もありますね。

そう、耐衝撃設計は 不慮の事故を避ける為であっても、完全では無さそうです。
もしもの時に被害を低減する事であって、被害が皆無にはなりません。


同じ事が、防水設計にも当て嵌まる様です。
基本、 水気は避けるべき! なのです。
電気回路が入っている以上、水は禁物! です。
当座の撮影時に、水掛かりで すぐさま 撮影が中断され無い様に、配慮されている程度、と考えましょう。
そう、メンテナンス フリー では無いのです。

機材内に入り込んだ水分は 電気回路に悪影響 を及ぼします。

  無論、空気中の埃や黴胞子は 内部に入り込み 好ましい条件を得て活躍し出します。
  そうなると、メーカーさんに頼んで、黴除去! となるのですね。
  私みたいに、 ね。

其れを防ぐ意味でも、
着いた水滴は 注意して 拭って下さい。
水分が着いた状態で、ズーム操作等 濡れたまま使い続けるのは良く無い! だそうです。

  そうですよね。
  内部に水分を運ぶ様なものですから。
  水は入ら無くても、当然、内部で湿度は上がるでしょうから。

  彼曰く、「 かなり 雨雪掛かり させて仕舞った時には、即 検査入院 した方が無難 」と脅されました。
  其れ位、注意していれば、良い状態を保てると言う事なのでしょう。

  そう、雨天時用の専用ツール(レインカバー等)もある事ですし。

其の後、 勢い、急いで水分を飛ばそうと、熱風を当ててはいけません。
気温が低い場合は、顕著に、ヒートショック(熱衝撃) を与え、
精度を保て無い原因となります。

  彼曰く、「 此れは遣らない方が良い!」 と脅されました。

  Nikon さんで言えば VR ユニット(ブレ防止機構)は非常にナーバスなものの様です。
  AF や VR が効か無い! は そうした原因の事も多いのでは無いでしょうか?。

  
尚、一般的なレンズのメンテ動画を紹介されましたので、掲載して置きます。
動作(所作)の方向等、細かい処を良く見て覚えて下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=CJS3VCexPBk



そう言えば、昔から Nikon さんの Page には 雨に濡れ乍ら撮影する長い玉の画像や動画が。
でも、ズームなら繰り出していないし、単焦点なら IF なので、共に、弊害は少なそう。
あれって、皆、真似しますよね。
プロの連中は定期的にメンテするから良いけれど。
素人は、私みたいな結果(黴修理)が待っているのでは?。


Nikon さんの使用説明書から抜粋加工し引用しますね。 (知人の協力あり)




以上、 基本的な 心掛け! でした。



   尚、
   執筆に当たり、知人に添削をして戴きました。  深々と、感謝!。  ;)



2 件のコメント:

  1. おひさしぶりです。photoimuです。
    レンズにゴミが付いたまましまい込んで、コーティングを痛めた経験があります。
    カメラだけでなく、使った後のケアーが大切なんですね。

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    1. photoimu さま コメントありがとうございます。

      あらぁ、同じ様な失敗をなさっているのですね。
      親近感が湧いて来ます。 ;)

      コーティングでは泣くに泣け無いですね。
      パーツ交換しかありませんものね。

      本当に、アフターケア は 重要ですね。

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